形容詞の使い方を少し改善するだけで知的な文章をつくる3つのコツ

改善

意味が伝わりにくい、あいまいでおおざっぱな印象を与えてしまう文章。それは残念なことに読者をイラッとさせてしまいます。誤解を生じさせ、あいまいな印象を与える文章の原因に、形容詞の誤用が考えられるでしょう。では、形容詞の使い方を改善し、知的な文章を作るためにはどうすればよいのでしょうか。形容詞を使いすぎず文章を書くコツを解説します。

形容詞を使いすぎると起こる3つの障害

形容詞は名詞を修飾するために使う言葉です。簡単に性質や程度を表現できるので多用してしまうのが形容詞の落とし穴といえます。形容詞を使いすぎると読者をイラッとさせてしまったり、バカっぽいという印象を与えてしまったりするかもしれません。

そうならないように、まずは形容詞を使いすぎることの危険性を学びましょう。

1.おおざっぱな印象になる

形容詞はつかいすぎるとおおざっぱな印象を与えます。大変修飾語としては便利な言葉なのですが、文章の中に含まれ過ぎていると意味が伝わりにくくなり、あいまいな表現になってしまうのです。

例文)
いい会社です。
すごい会社です。

このように会社のアピールをされて、「いい会社なんだ!この会社に入社したい!」と思えるでしょうか。この形容詞の使い方はNGです。

このような、おおざっぱなは会社の情報は、他と比較したり検証したりする題材にすらなりません。リアリティーがなく、詳細が分からない為、魅力を感じないというのがこの文章の特徴です。

2.自己中心的な印象を与える

形容詞の間違った使い方は自己中心的な印象を与えてしまいます。Webライティングを行っているときについつい主観が入ってしまってクライアントから修正を依頼された、という経験はないでしょうか。

形容詞も主観的な言葉で発想を膨らませてしまう危険性があります。例文で考えてみましょう。

早朝の駅は人が少ない。
年明けのショッピングモールは人が多い。

このように「少ない」「多い」といった量を表す形容詞は、読み手によって解釈が異なるため多用しないようにしなければなりません。

「多い」と書いた人は100人を見ていたかも知れませんが、「多い」を読んだ人は1万人を想像したかもしれません。作者と読者の感覚に差が生まれると、文章全体を誤解してしまう危険性もあります。

3.ストレートな印象を与えてしまう

さらに、形容詞はストレートすぎる印象を与えて読者をイラつかせてしまうこともあります。特にネガティブな内容を説明するための形容詞は要注意です。

赤ちゃんの泣き声がうるさい
仕事にやりがいのない人生はつまらない。

こうしたネガティブな表現の形容詞はオブラートに包んだほうが良いでしょう。子供のいる母親からすると「うるさい」という表現に反感を覚えるかもしれませんし、仕事のない人は「つまらない」を見て、自分の人生を否定されたように感じるでしょう。

必要以上に鋭くなりがちな形容詞はできるだけ使わないようにしましょう。

形容詞を多用しないためにできる3つのコツ

形容詞の間違った使い方をすると読者に読んでもらえない残念な記事になる危険性があることを説明してきました。では、形容詞を多用しない為にどうすればよいのでしょうか。知的な文章を作るための3つのコツをご紹介します。

1.動詞に変えると具体的に表現できる

1つめにできることは、形容詞を動詞に替えることです。
暑い、うれしい、たのしいなど、感じていることを表す形容詞は、動詞に変えることで一気に具体性を増すことが出来ます。


今日はとても寒いです。
あなたに会えてうれしかったです。
女子会は楽しかったです。

今日の寒さは体が震えるほどです。
あなたに会えて心が弾みました。
女子会で元気をもらいました。

このように、簡単に使える形容詞を、より具体的な動詞で表すことにより、気持ちがどれほどの程度なのかをはっきり読者に理解してもらうことが出来るのです。

2.慣用句に変えると知性が増す

2つ目のコツは、形容詞を慣用句に替えるというものです。昔から言い広められている的アリのある言葉や言い回しである慣用句を使うことで、文章の知性が一気に増します。


今日はとても寒いです。
あなたに会えてうれしかったです。
女子会は楽しかったです。

今日の冷気は肌を刺す。
あなたに会えて胸を躍らせました。
女子会でのトークに気分が高揚しました。

3.具体的数値を加えると説得力が増す

3つ目のコツは形容詞に具体的な数値を付け加えるというものです。数値が加わると同じ形容詞でも具体性が増します。より詳しい情報をあげることによって同じ形容詞でも説得力のある文章に変わるのです。


今日はとても寒いです。
あなたに会えてうれしかったです。
女子会は楽しかったです。

今日は気温0度でとても寒いです。
1年ぶりにあなたに会えてうれしかったです。
女子会が楽しくて3時間があっという間に過ぎました。

形容詞の使い方を改善すれば知的文章を作れるライターになる

形容詞は使い方を改善すれば、分かりやすく名詞を説明することが出来ます。

商品を説明したり、おすすめの知識や情報を公開するときには、形容詞で埋めてしまうのではなくより具体的な数値を提示したり、慣用句や動詞に言い換えたりすることで知的な文章を作ってみましょう。
そうすれば記事全体の説得力が増し、読者の関心を引きつけることが出来るのです。

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