ひとりでも効果的に文章を推敲(すいこう)するためのチェック方法4選

一人でできる文章の推敲方法は

文章を推敲するときに、自分ひとりできちんとできるか不安になりますよね。
インターネット上には推敲を支援する有料サービスもあるほど、推敲は楽でないことがわかります。
ここで紹介する4つの「見方を変える」方法で、ひとりでも効果的に文章を推敲しましょう。

1. 時間をおいてから推敲する

書いた直後は「自分はちゃんと書けた」と、記憶が文字よりも優先されがち。仕上げた文章は、時間おいてからチェックしましょう。

読み直しには、最低でも1日空けましょう。誤字脱字など、書いたときには気付けなかったミスが目に入りやすくなります。

また、時間をおくときには、書いた内容や用いた表現までも意識して忘れるよう心がけてください。新たな気持ちを持ってチェックでき、読み流してしまう心配も少なくなるからです。

例えば、「頭痛が痛い」といった、重複表現にも、書いた直後には気づかないことがあります。

時間をおくことで冷静になれば、言葉の違和感に気付き、「頭が痛い」と修正できるでしょう。

2. 印刷したものを推敲する

パソコンで文章を作成したら、印刷して紙上でも推敲しましょう。パソコンでチェックするときとは違う見方ができます。

印刷したものを赤ペンで修正し、それを基にパソコンに反映していく作業を2〜3回繰り返すことで、推敲を重ねられ文章のクオリティが向上します。

見方を変えることでひとりよがりの文章になっていないか、無駄な文章はないかなど、より修正の余地を発見でき、文章の質を高めていくことが可能になるのです。

1回目の印刷はMS明朝、2回目はMSゴシックといったように、書体を変えて印刷するのもおすすめですよ。

3. 声に出して読む

声に出して音読するのも効果的な推敲方法のひとつ。声に出すことで、目だけではなく耳でも文章を確認できるため、推敲の精度が向上します。

音読の最中、息継ぎの余地がない、文章のリズムが悪いといった違和感があるなら、その部分を注意深くチェックしてみましょう。

例として、以下の文を読んでみてください。

当社の経営方針が役員会議の際にスクリーンで発表されたが以前とさして変わりはなかった。

内容や文法に誤りはありませんが、一文が長く、音読したときに息継ぎの余地がないと感じますね。こういった分は読み手にも伝わりづらいでしょう。

上記の例の場合は、文章を切って情報を整理するとわかりやすくなります。

当社の経営方針が、役員会議の際にスクリーンで発表された。だが、以前とさして変わりはなかった。

声に出して読めば、目で追うだけでは気付かなかった点に関心がいきます。
音読して引っかかった部分は、なめらかに読み上げられるよう手直ししましょう。

4. 人に読んでもらう

他の人に読んでもらうのも効果的なチェック方法です。書き手とは違う視点で見てもらえるので、自分では気づけなかった修正点を発見できます。

あらかじめ、「ミスがあったら教えてほしい」と伝えておくことで、読み流しは減り、客観的に判断してもらえるでしょう。
以下では、人に読んでもらうことのメリットを2つご紹介します。

読み違いを減らせる

自分の頭では「主語+述語」 を理解していても、読み手にははっきりしない場合もあります。

例.)彼女は立ちながらご飯を食べている彼を見ていた。

この文章では、「彼女が立っている」のか、「彼が立ってご飯を食べている」のかが曖昧です。これでは読み手によって捉え方が変わってしまいます。
他人に読んでもらうことで、こういった修正点も改善できます。

 文章を書く目的を達成しやすくなる

協力してくれそうな人がいたら、文章のテーマについての知識がない人と、文章のターゲットに近い人の両方に読んでもらいましょう。そうすれば、文章を書く目的を達成しやすくなります。

文章のテーマについての知識がない人が文章を読んだとき、理解できない場合は、他の人にも読みにくい・伝わらない文章である可能性が高いでしょう。プロフェッショナルなテーマであっても、「わかりやすく、誰にでも伝わる文章」に修正することが重要です。

また、文章のターゲットに近い人に読んでもらえば、文章の質の良し悪しが確認できます。
例えば、車好きの人に読んでもらいたいという目的があるとします。車好きの人に記事を読んでもらえば、気づきが得られる文章だったかなどを判断できますよ。

自分の見方を変化させれば効果的に推敲できる!

書き手の独りよがりな文章を、誰も読みたいとは思いません。書き手ファーストから脱して、読者の視点を取り入れた良質なコンテンツを目指しましょう。

文章の見方を変えれば効果的にチェックできます。時間を置く、印刷する、声に出して読む、人に読んでもらうなどして推敲を重ね、原稿の質を高めてください。

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