ひとりでも効果的に文章を推敲(すいこう)するためのチェック方法4選

一人でできる文章の推敲方法は

文章を推敲するときに、自分ひとりできちんとできるか不安になりますよね。
インターネット上には推敲を支援する有料サービスもあるほど、推敲は楽でないことがわかります。
ここで紹介する4つの「見方を変える」方法で、ひとりでも効果的に文章を推敲しましょう。

推敲とは?

推敲という言葉は知っていても、意味はあいまいな人も多いようです。校正や校閲とはどう違うのでしょうか?まずはそこから解説していきましょう。

詩文の字句や文章を十分に吟味して練り直すこと
<例>推敲を重ねる・何度も推敲する

昔の中国の詩人が自作の詩句である「僧は推す月下の門」について、「推す」を「敲(たた)く」にするべきか思い迷って文学者に相談し、結局「敲く」にかえたという故事から生まれた言葉

参考元:デジタル大辞泉(小学館)

文字通り「指先やこぶしでたたくように(=敲)」「慎重におし進める(=推)」ように文章を良くしようと何度も考えて、作り直すという意味です。

詩や文章がより良くなるように、悪いところや間違っている箇所をじっくり探して修正しながら文章を完成していく作業推敲です。

校正との違いは?

文章を見直して修正するのは「校正」では?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

校正は推敲の後に誤字・脱字を見つけて修正する作業です。校正が文章も含めて全般的にチェックして修正しているようなイメージを持っている人も多いようです。

2つは似ているようで全く別の作業です。違いを表にまとめてみました。

チェックする対象 作業内容 作業する人
推 敲 言葉回し・表現など
(すべてのメディア)
より良くなるように
(プラスを増やす)
(主に)
書いた本人
校 正 誤字・脱字、ミスプリント
(印刷物のみ)
間違いを正す
(マイナスをなくす)
校閲・編集者

推敲は主に書いた本人が行い、文章がより良くなるように表現などを修正するのに対して、校正は誤字・脱字や誤植を正す目的で行われます。

また、校正は印刷物に対して行うもので、原稿を印刷所に渡す前に校正刷り(試し印刷)して原稿の内容と照合します。
送り仮名のミス、ら抜き言葉などの文法的なミス、改行の入れ忘れなど文章作法のミスがないか確認し、間違いを正します。

校閲との違いは?

校閲は以前ドラマにもなって注目されたことがありましたね。校閲は他の人の書いた文章や原稿などに目を通して、内容の適否・正誤などを確認する作業です。
校正も校閲の仕事の一部になっています。

推敲と校正と校閲。似ているようで似ていないこの3つのですが、最近は1つにまとめて行われることも多くなっています。

ここでは、推敲・校正・校閲を1つにまとめて推敲として行う場合、どのように推敲したらいいのかわからないという人のために効果的な推敲方法をご紹介します。

1. 時間をおいてから推敲する

書いた直後は「自分はちゃんと書けた」と、記憶が文字よりも優先されがち。仕上げた文章は、時間おいてからチェックしましょう。

読み直しには、最低でも1日空けましょう。誤字脱字など、書いたときには気付けなかったミスが目に入りやすくなります。

また、時間をおくときには、書いた内容や用いた表現までも意識して忘れるよう心がけてください。新たな気持ちを持ってチェックでき、読み流してしまう心配も少なくなるからです。

例えば、「頭痛が痛い」といった、重複表現にも、書いた直後には気づかないことがあります。

時間をおくことで冷静になれば、言葉の違和感に気付き、「頭が痛い」と修正できるでしょう。

ただし、最初の確認で原稿に直接修正をいれてしまうと、変更前の表現に戻したくなったときや、実は漢字やカタカナなど最初の表現のほうが正しかった場合などにもとに戻せなくなってしまいます。まずは、画面を目視で確認しましょう。

2. 印刷したものを推敲する

パソコンで文章を作成したら、印刷して紙上でも推敲しましょう。パソコンでチェックするときとは違う見方ができます。

パソコンの画面では気付かなかった主語と述語のねじれや分かりづらい部分でも、紙に印刷されたもので見直すとすぐに見つかることもあります。

印刷したものを赤ペンで修正し、それを基にパソコンに反映していく作業を2〜3回繰り返すことで、推敲を重ねられ文章のクオリティが向上します。

チェックしていく順番は次のとおりです。
誤字・脱字のチェック(修正後は必ず読み返すこと)

表現方法のチェック(1つの文章が長くないか、表現がおかしくないか)
書き言葉と話し言葉の混在、表現の重複など文章の違和感もチェック

文章の意図が読者に伝わるかどうかのチェック(話の順番の前後・矛盾など)

見方を変えることでひとりよがりの文章になっていないか、無駄な文章はないかなど、より修正の余地を発見でき、文章の質を高めていくことが可能になるのです。

1回目の印刷はMS明朝、2回目はMSゴシックといったように、書体を変えて印刷するのもおすすめですよ。

3. 声に出して読む

声に出して音読するのも効果的な推敲方法のひとつ。声に出すことで、目だけではなく耳でも文章を確認できるため、推敲の精度が向上します。

音読の最中、息継ぎの余地がない、文章のリズムが悪いといった違和感があるなら、その部分を注意深くチェックしてみましょう

例として、以下の文を読んでみてください。

当社の経営方針が役員会議の際にスクリーンで発表されたが以前とさして変わりはなかった。

内容や文法に誤りはありませんが、一文が長く、音読したときに息継ぎの余地がないと感じますね。こういった分は読み手にも伝わりづらいでしょう。

上記の例の場合は、文章を切って情報を整理するとわかりやすくなります。

当社の経営方針が、役員会議の際にスクリーンで発表された。だが、以前とさして変わりはなかった。

声に出して読めば、目で追うだけでは気付かなかった点に関心がいきます。
音読して引っかかった部分は、なめらかに読み上げられるよう手直ししましょう。

4. 人に読んでもらう

他の人に読んでもらうのも効果的なチェック方法です。書き手とは違う視点で見てもらえるので、自分では気づけなかった修正点を発見できます。
修正した文章には自分の主観が入っているかもしれません。第三者に読んでもらうことで確認できます。

あらかじめ、「ミスがあったら教えてほしい」と伝えておくことで、読み流しは減り、客観的に判断してもらえるでしょう。
以下では、人に読んでもらうことのメリットを2つご紹介します。

読み違いを減らせる

自分の頭では「主語+述語」 を理解していても、読み手にははっきりしない場合もあります。

例.)彼女は立ちながらご飯を食べている彼を見ていた。

この文章では、「彼女が立っている」のか、「彼が立ってご飯を食べている」のかが曖昧です。これでは読み手によって捉え方が変わってしまいます。
他人に読んでもらうことで、こういった修正点も改善できます。

 文章を書く目的を達成しやすくなる

協力してくれそうな人がいたら、文章のテーマについての知識がない人と、文章のターゲットに近い人の両方に読んでもらいましょう。そうすれば、文章を書く目的を達成しやすくなります。

文章のテーマについての知識がない人が文章を読んだとき、理解できない場合は、他の人にも読みにくい・伝わらない文章である可能性が高いでしょう。プロフェッショナルなテーマであっても、「わかりやすく、誰にでも伝わる文章」に修正することが重要です。

また、文章のターゲットに近い人に読んでもらえば、文章の質の良し悪しが確認できます。
例えば、車好きの人に読んでもらいたいという目的があるとします。車好きの人に記事を読んでもらえば、気づきが得られる文章だったかなどを判断できますよ。

自分の見方を変化させれば効果的に推敲できる!

書き手の独りよがりな文章を、誰も読みたいとは思いません。書き手ファーストから脱して、読者の視点を取り入れた良質なコンテンツを目指しましょう。

文章の見方を変えれば効果的にチェックできます。時間を置く、印刷する、声に出して読む、人に読んでもらうなどして推敲を重ね、原稿の質を高めてください。

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