SEO記事は文字数が多いほうがいいと言われる3つの理由とその真実

SEO記事は文字数が多いほうがいい

一時期、検索エンジンに上位表示するためのSEO対策として、文字数が多い記事を書けばいいと言われていました。

しかし、2020年現在、必ずしも文字数が多い記事が検索上位に表示されているわけではありません。

まず結論として、現在の検索アルゴリズムでは文字数を多く書くことを目的としたSEO対策に効果は期待できません。

この記事では、SEOと文字数に関するよくある誤解、上位表示される記事に文字数が多い理由、検索品質評価ガイドラインにおける「Need Met」について解説します。

この記事を読むことで、

  • なぜ文字数の多い記事が必ずしも検索上位に表示されないのか?
  • 文字数の多い記事が検索上位に表示されやすい理由は?
  • SEO対策として、本当に重視されていることについて

上記の3点を理解できます。

SEOと文字数の関係について興味のある方はぜひ最後までお読みください。

SEOと文字数に関するよくある誤解

情報過多の現代において、ただ思いのままに書いた記事を検索エンジンで上位表示するのは難しく、記事を検索エンジンの上位に表示させるためにはSEO対策が必要です。

ところが、SEO対策については書籍やネット上でさまざまな情報が発信されており、その中には多くの誤りや勘違いが含まれています。

その中でも、SEOと文字数の関係についてはさまざまな見解がされていますので、まずはSEOと文字数に関する誤解を紐解いていきます。

ただ文字数を増やせば上位表示される(長文SEO)

検索

現在でも長文の記事が評価されやすい現実があるのは事実です。ただし、必ずしも文字数が多い記事が上位表示されるわけではありません。

実際、1万文字の記事が上位表示されている検索キーワードでも、1000文字程度しか書かれていない用語集などが表示されているのを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

以下は、「クレジットカード 〇〇」という、とある激戦ビッグキーワードで検索した時に上位表示されるトップ10記事の文字数を集計したものです。(記事部分のみの文字数)

順位 文字数 順位 文字数
1位 6279文字 6位 4169文字
2位 7604文字 7位 記事一覧ページ
3位 38486文字 8位 24694文字
4位 15283文字 9位 カード一覧(公式)
5位 15767文字 10位 36756文字

このような検索結果になるのは、検索順位は文章の長さだけでなく「ユーザーの滞在時間」「被リンクの多さ」「ページクオリティ」など多くの要素で決まっているためです。

実際に、Googleの公式サイト内で発表されている「Googleが掲げる10の事実」を見ても、文章が長ければ上位表示されるという記述はありません。

むしろ、

  • ユーザーの利便性を第一に考えている
  • Googleでは、200 以上の要素と、PageRank™アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価している

という表記が見られます。

そのため、必ずしも文字数の多い記事が上表示されるわけではないのです。

ドメインパワーが強ければ文字数が少なくても上位表示される

続いてよくある誤解として挙げられるのが「ドメインパワーが強ければどんな記事でも上位表示される」です。

現在ではなくなりましたが、Googleは「ページランク」というドメインの強さを表す指標を公開していたこともあり、ドメインパワーという概念は存在すると断言しても問題ないでしょう。

ドメインパワーの強いサイトには、以下のような特徴が見られます。

  • サイト内の記事の数が多い
  • 記事の質が高い
  • 記事の更新頻度が頻繁
  • 外部のサイトからのリンク(被リンク)が多い
  • 記事の文字数が長い

ページの品質については人の考え方や捉え方による部分が大きくありますが、個人サイトでどれだけいい記事を書いたとしても、そこまでいい記事とは思えない企業のサイトのほうが上位表示されているのはドメインパワーの影響といえます。

しかし、多くのサイトが上位表示を狙っているキーワードにおいては、ドメインパワーが強いサイトが記事を作ればすべて上位表示できるほど現在の検索エンジンは甘くありません。

しかし、文字数が少ない企業サイトが上位表示されている事実は実際にあり、それに納得がいかない方もいるかと思います。

文字数が少ないページが上位表示されているのには、いくつか理由が考えられます。

企業の公式ページなどで多くのユーザーがそのページに訪れたいと考えている、ユーザーの疑問や課題を少ない文字数で解決させられるページである、情報の信頼性が高いなど。

そのため、「ドメインパワーが強ければ文字数が少なくても上位表示できる」と断言するのは誤りです。

ビッグワードは文字数が多くなければ上位表示できない

今ご紹介したことの逆説的な内容にはなってしまいますが、ビッグワードと呼ばれる検索回数の多いキーワードは多くのサイトで対策しているため、文字数が多くなるのが自然です。

しかし、ドメインパワーをはじめとした多くの要素によって、文字数が多くない記事が上位表示されることもあります。

そのため、ビッグワードは文字数が多くなければ上位表示できないと断言することもできません。

なぜ上位表示される記事に文字数が多い?

ではなぜ、多くのキーワードでは文字数の多い記事が上位表示されていると感じるのか、以下で解説していきます。

上位表示される記事の文字数が多い、これは決して勘違いではありません。事実としてそうなっているキーワードが非常に多くあります。

ただし、これらは文字数が多いから上位表示されているのではなく、別の理由があります。

重要なのは文字数ではなく網羅性

満足のいく情報を得る

文字数の多い記事の多くが上位表示されている理由は、それらの記事に網羅性があるからです。

網羅性とは、検索したユーザーの求めている情報が満遍なくその記事に含まれていることを表す言葉です。

言い換えると、網羅性のある記事は、その記事をすべて読めば、他の記事を読まなくてもユーザーの悩みを解決できるような記事のこと。

例えば「筋トレ 食事」というキーワードで検索したとします。「筋トレ 食事」で検索したユーザーはどんな悩みを解決したくて、サイトの記事を読んでいるのでしょうか?

網羅性の高い記事であれば、以下のような情報を含んでいます。

  • 筋トレと食事の関係性とは?
  • 筋肉をつけるためには食べるものとその摂取量は?
  • 筋肉をつけるための具体的な献立は?
  • 外食時に食べたほうが良いものや食べてはいけないものは?
  • 筋トレと食事はどちらを先にどちらを後にしたら良いのか?
  • プロテインやサプリを食事代わりにするのはあり?

ここに挙げたようなユーザーの悩みをすべて解決できる記事であれば、ユーザーやGoogleからの評価が高くなり、上位表示されやすくなります。

ただ、すべての悩みを解決するためには、情報量がどうしても必要です。そのため、網羅性が高い記事を書こうとすると、どうしても文字数が多くなる傾向があるのです。

検索意図(インテント)を捉えるのが重要

上位表示を狙うためには、検索意図を捉えることが重要です。検索意図とは、そのキーワードの検索をする理由や動機のことを指します。

例えば「筋トレ 食事」で検索したユーザーは、なぜそのキーワードで検索をしたのでしょうか?

例を挙げると、ユーザーはさまざまな検索意図を持って検索をしています。

  • ダイエットをしたい
  • やせすぎているので、筋肉をつけたい
  • 筋トレしている時に何を食べれば良いのか知りたい
  • 筋トレと食事のどちらを先にやれば良いのか気になった
  • 筋トレ時に鶏肉のささみが推奨されている理由を知りたい

もし、あなたが筋トレと食事でダイエットをしたい人のために、記事を書いている場合、ダイエットをしたい人向けの記事を書くべきです。

そのようなユーザーは、筋肉をつけながら体重を増やせる方法や献立について知りたいわけではありません。

むしろ、余計な情報があれば「私に向けて書かれた記事ではなさそう」と感じて、サイトを離れてしまいます。

このように、上位表示を狙うためには、網羅性に加えて、検索意図を捉えた記事を書く必要があるのです。

検索品質評価ガイドラインにおける「Needs Met」とは?

検索エンジンで上位表示するために、抑えておきたいのが、Needs Mets。

Needs Metsとは、その記事がユーザーの需要を満たしているだけでなく、ユーザーが手間を掛けることなく情報を得られるかを表す指標です。

評価 特徴
Fully Meets とても高い評価。主に会社名やサービスなど指名検索など限定的。
Highly Meets ユーザーの求めている需要を満たしており、品質や信頼性が高い評価。
Moderately Meets ユーザーの役には立っているが、すべての需要を満たしている水準ではなく、普通の評価。
Slightly Meets 低評価。一部の内容はユーザーに役立っているが、記事の内容や質が不十分なので、ほとんどのユーザーは、他の検索結果も求める
Fails to Meets ユーザーの重要を満たしていないため、最低評価。スパムや質が低い内容の記事。

検索ユーザーの需要を満たす内容が詳しく書かれているサイトでも、求めている情報にたどり着くまでに時間が掛かるようなページは高い評価を得られません。

  • 求める情報と全く関係ない長文を読む必要がある
  • 専門的な知識がないと読めない
  • 主張に対する明確な根拠が記載されておらず、情報が正しいのかが判断できない

したがって、検索ユーザーがより早く悩みを解決できる記事を書くことが、上位表示への近道なのです。

結論:網羅性とNeeds Metを意識すると文字数が増えがち

文字数を多くするだけでは、検索エンジンで上位表示することはできません。上位表示をするためには、網羅性が高く、Needs Metの評価が高い記事を書く必要があります。

ただ、そのような記事を書くためには、特定のユーザーの悩みをすべて解決するような記事でなければ、高い評価を得られません。

ユーザーの悩みをすべて解決するためには、どうしても文字数が多くなってしまうため、結果として、上位表示される記事のほとんどが、長文記事になってしまうのです。

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