白寿とは99歳のお祝い|色と由来&贈り物

白寿とは99歳のお祝い!プレゼントとメッセージ&お祝いの方法

「白寿」とはなんのことですか?

「白寿」は99歳のお祝いのことです。

 

白寿とは、99歳のお祝いのことです。

読み方は「はくじゅ」です。

「百」の字から「一」を引くと「白」になることが由来とされています。

 

白寿の基礎知識、プレゼント、メッセージ、お祝い金の相場、お祝いの方法などをご紹介します。

おめでたい99歳のお祝いに自分史を作成するのもおすすめです。

 

 

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白寿とは99歳のお祝い

白寿とは

 

白寿とは99歳のお祝いです。
「はくじゅ」と読みます。

厚生労働省の令和4年簡易生命表によると、男性の平均余命は約81歳女性の平均余命は約87歳です。[注1]

99歳は、とてもおめでたい長寿のお祝いであるのが分かります。

[注1]厚生労働省/令和4年簡易生命表

 

白寿の由来・意味

「百」の字から「一」を引くと「白」という漢字になります。
また、100から1を引くと99です。

このことから、99歳を「白寿」としてお祝いするようになりました。

 

また、「99歳にもなると、世俗の垢が抜け落ち、仙人のような存在になるのではないか」という考えもあります。
仙人には白髪と白い髭のイメージがあります。
そんな仙人の姿にあやかり、99歳を白寿としたという説もあるようです。

 

白寿の色

白寿のシンボルカラーは、その名前のとおり、「白色」です。

白は「純粋」「神聖」な色とされています。
仙人の域に達したとされる99歳にふさわしい色でしょう。

また、白は清潔で爽やかなイメージがあります。

白寿のプレゼントのラッピングに取り入れてみるのもよいでしょう。

ただし、白い花は弔いをイメージさせることもあるため、白い菊などは避けるべきです。
白をメインに華やかでお祝いらしいアレンジのお花を用意しましょう。

 

長寿のお祝い一覧はこちらの記事をご覧ください。↓

長寿のお祝い一覧【還暦・古希・喜寿・傘寿・米寿・卒寿・白寿】自分史を贈ろう

白寿のプレゼント

白寿のプレゼントには「自分史」がおすすめ

 

白寿におすすめのプレゼントをご紹介します。

99歳というご年齢を考慮し、負担にならず、お喜びいただける品物をえらびましょう。

 

花(フラワーギフト)

白寿のおすすめプレゼント「花」

 

長寿のお祝いの定番はフラワーギフトです。
特に、女性へのプレゼントとして人気があります。

白寿のテーマカラーである白い花のブーケも素敵です。ただし、白い花には弔いのイメージもあるため、ほかの色も取り入れて、明るいアレンジにしましょう。

生花は、花瓶の水換えなどのお世話が負担になることがあります。
その場合には、プリザーブドフラワーを選びましょう。
プリザーブドフラワーであれば、お世話の負担もなく気軽に長期間楽しめます。

 

食べ物

白寿のおすすめプレゼント「食べ物」

 

白寿のお祝いに食べ物を贈るのなら、口溶けがよく、飲み込みやすいものを選ぶようにしましょう。

白寿用のカステラは食べやすく送りやすい品です。

インターネットで白寿祝いのケーキを注文することもできます。
ご自宅でお祝いの食事会を催す場合には99の数字を模したケーキなどがあれば楽しく盛り上がることでしょう。

 

カタログギフト

白寿のおすすめプレゼント「カタログギフト」

 

カタログギフトであれば、ご本人がお好きなものを選べます。

さまざまなカテゴリのギフトが掲載されている総合カタログギフトのほかに、グルメやインテリアなどに特化した専門カタログギフトがあります。

 

【カタログギフトのタイプ】

総合タイプ   :さまざまなジャンルのギフトを選べる

専門タイプ   :グルメなど特化したジャンルからギフトを選べる

体験型タイプ:ホテルやエステなどの体験するギフトを選べる

 

自分史

白寿のプレゼント「自分史」

 

米寿に特別な贈り物をしようとお考えなら、「自分史」の作成がおすすめです。

自分史とは、ご本人の人生の歩みをまとめた1冊の本のことです。
基本的には、自分史年表・文章(エピソード)・写真で構成されます。

自分史作成サービスに依頼すれば、専門ライターがご本人に丁寧なインタビューを行い、大切に執筆をします。

99年の歩みは、貴重な1冊に仕上がることでしょう。

 

白寿のお祝い「のし」のマナー

白寿の「のし」

 

白寿のお祝いの「のし」は次のように準備します。

 

【水引き】

花結び(蝶結び)(紅白・金銀)

 

【表書き】

上書き:「白寿御祝」「祝九十九歳」「敬寿」「賀寿」

名前:フルネーム

 

水引きは、紅白か金銀で、花結びとします。
花結び(蝶結び)は、結び目が解けて何度も結び直せます。
このことから、何度あっても嬉しい御祝いには、花結びを用いるのです。

 

名前の書き方

表書きの名前は次のルールで記入します。

 

【1名】

上書きよりやや小さめにフルネームを記入します。

 

【3名まで】

3名までは、フルネームで横並びに書きます。
目上順に右から左へ書きます。

 

【4名以上】

4名以上の場合には、代表者のフルネームと、左下に「外一同」と記入します。
別紙に全員の氏名を書き、包みに入れます。

 

白寿のプレゼントのタブー

長寿のプレゼントのタブー

 

白寿のプレゼントのタブーに注意が必要です。

長寿のお祝いでは、避けたほうがよいプレゼントがあります。

 

次の表でご確認ください。

【白寿で避けたいプレゼント】

縁起が悪いもの
  • 刃物:縁を切る
  • ハンカチ:手巾は「てぎれ」と読める
  • 緑茶:仏事に用いる
死を連想させるもの
  • 菊の花
  • 白いハンカチ
  • 櫛(くし):「苦・死」を連想
お年寄り扱いを感じさせるもの
  • 老眼鏡
  • 補聴器
目上に贈るのはタブーの品
  • 下着
  • 履物:「下に見ている」「踏みつける」の意味がある
  • 仕事道具
  • 現金

 

緑茶やハンカチなど、うっかり贈ってしまうことのないようにしましょう。

ただし、ご本人が希望されているプレゼントがあるなら、そちらを優先してもよいかもしれません。

 

白寿のお祝い金・プレゼントの相場

白寿のお祝い金・プレゼントの相場は、白寿を迎える人との関係性によって変わります。

お祝いの相手 相場
親・兄弟 2〜5万円
祖父母 1〜2万円
親戚 5,000円〜1万円

 

相場はあくまで目安です。
一緒にお祝いされる方とも相談して決めるのが一般的です。

高額なプレゼントの場合には、家族でお金を出し合うのもよいでしょう。

 

白寿のメッセージ

白寿のお祝いメッセージ

 

白寿のメッセージでは、99歳を迎えたことのお祝い、日頃の感謝、これからも元気でいてほしい気持ちを伝えましょう。

白寿をお祝いするメッセージを例文でご紹介します。

 

白寿のお祝いを申し上げます。
毎日を楽しく過ごしてくださってとても嬉しいです。
ますますのご健勝をお祈りいたします。

 

白寿おめでとうございます。
いつもみんなを優しく見守ってくださってありがとうございます。
いつまでもお元気でいてください。

 

謹んで白寿のお祝いを申し上げます。
明るい笑顔で家族を支えてくださり、ありがとうございます。
いつまでもお健やかでいらっしゃいますよう心からお祈りいたします。

 

白寿のお祝いの方法

白寿のお祝いの方法

 

白寿のお祝いのやり方として一般的なのは、親しい家族で集まって食事会をする方法です。

 

白寿のお祝いは穏やかに心をこめて

99歳のお祝いに、ご家族で集まれるのはとても嬉しいことです。

ただし、ご高齢であることを考慮し、自宅や、近いお店の個室を予約して、ゆったりお祝いするのがおすすめです。

お誕生日当日にお祝いすることにはあまりこだわらず、その年の気候がよい時期の祝日などに集まるのもよいでしょう。

 

数え年で祝う?満年齢で祝う?

長寿のお祝いは、数え年でお祝いしても、満年齢でお祝いしても、どちらでもOKです。

満年齢 生まれた年を0歳として数える
数え年 生まれた時点を1歳とする

元日のたびに1歳を加算する

 

もともとは、数え年でお祝いしていましたが、普段から満年齢が使われるようになった現代では、満年齢でお祝いすることが一般的になりました。

それでも、数え年でのお祝いにこだわりのある方もいらっしゃるかもしれません。
ご本人や周囲の希望もお聞きして決定しましょう。

 

白寿のお祝いに自分史を贈ろう

白寿のお祝いに「自分史」を作成しよう

 

99歳の白寿のお祝いに、「自分史」を作成して贈るのはいかがでしょうか。

2024年現在、99歳といえば、貴重な大正生まれの方です。
歴史の生き証人でもある世代の、その人生の歩みを1冊の本に仕上げて贈ることには、深い意義があります。

自分史作成サービスに依頼すれば、専門ライターが、ご本人へのインタビューをもとに、素敵な自分史を仕上げます。

整理されないままの写真も、自分史のエピソードに合うように、厳選して掲載してくれるでしょう。
自分史作成サービスは、写真整理の一環としても有用です。

99歳というご年齢を考えると、ご自分だけで自分史を作成することは難しいかもしれません。
作成サービスに依頼すれば、貴重な人生の軌跡を、誰にとっても読みやすい形で執筆してくれます。

「自分史」は、世界に1つだけの特別な贈り物になることでしょう。

 

親御様へのプレゼントに「自分史」をおすすめする3つの理由

 

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白寿は99歳のお祝い!心を込めてお祝いしよう

白寿(はくじゅ)のお祝いについて解説いたしました。

白寿は99歳のお祝いです。
「百」から一を引くと「白」であることから「白寿」とよばれるようになりました。
シンボルカラーは白色です。

白寿(99歳)のお祝いは、敬意と感謝、これからも元気でいてほしいという願いをこめてお祝いしましょう。

特別な贈り物なら「自分史」の作成がおすすめです。

 

 

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