文字起こしのための音声録音マイク!シーン別のおすすめをご紹介

文字起こしの音声を録音するためのマイクおすすめの選び方

録音された音声データを聞き取り、文章作成することを文字起こしといいます。

議事録などを録音して、音声をもとに文字起こし原稿を作成したいと思っています。

聞き取りやすいよう、クリアに録音したいです。

おすすめのマイクはありますか?

マイクはシーンに合わせて使い分けるのがよいでしょう。

スタンドマイクからスマホにつけられる小型マイクまで、

シーンに適したマイクをご紹介します。

お馴染みのハンドマイクはもちろん、最近ではスマホの録音機能も使えます。

オンラインでのインタビューなら、zoomなどの録画機能をそのまま使うこともできます。

音声データの精度アップのため、シーンに合わせたマイク選びをしましょう。

 

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ハンドマイク、スタンドマイク

ハンドマイクは大きな会場での録音に適している

ハンドマイクとは、いわゆる昔ながらの手で持つタイプのマイクです。歌番組で司会者や歌手の方が手にしている姿はお馴染みです。

ハンドマイクをスタンドで設置したタイプをスタンドマイクと呼びます。

音質に優れていること、話者の口元近くで確実に音声を録音できることが特徴です。

 

シーン:大きな会場

大人数の会議やセミナーは、大きな会場で開かれます。

大きな会場での録音には、どのようなタイプのマイクが向いていますか?

大きな会場では、ハンドマイクやスタンドマイクのように、話者の口元で音声を確実に録音できるタイプのマイクが適しています。

ハンドマイク、スタンドマイクは、音質も優れているため、クリアな音声データを作成できるでしょう。

 

ハンドマイク、スタンドマイクは、音質良く録音できるため、録音音声が聞き取りやすいです。

 

ハンドマイク、スタンドマイク

【メリット】

大きな会場で大人数が集う場合でも、話者の声を確実に録音できる。

周辺の環境音が入りにくい。

 

【デメリット】

スタンドマイクの場合、設置場所が必要。

マイクと口元の距離を適正に保つ必要がある。

 

バウンダリーマイク

バウンダリーマイクは会議室での録音に適している

 

バウンダリーマイクは、フラットな形状のマイクです。卓上に目立たず設置できます。

会議室のテーブル上に置いてあるのを目にしたことがあります。

バウンダリーマイクは、ICレコーダーにつなぐことができます。

分岐ケーブルで、3台ずつのバウンダリーマイクをつなげば、7〜8メートル範囲で、それぞれの話者の声を近くで録音できます。

 

シーン:会議室

静かな会議室で、少人数(7〜8人まで)の会議を録音するのなら、バウンダリーマイクが向いてます。

テーブル上に目立たずに設置できて、話者それぞれの声をしっかり拾ってくれます。

ただし、周辺が騒がしいカフェのテーブルに置くのには向いていません。

 

バウンダリーマイク

【メリット】

テーブル上に目立たずに設置できる。

話者の近くにさりげなく置ける。

複数台をつなげて設置すれば、それぞれの話者の近くにマイクを設置できる。

 

【デメリット】

周辺が騒がしいカフェなどでは、騒音も拾ってしまう。

 

 

ICレコーダー

ICレコーダーは面談やヒアリングに適している

 

ICレコーダーは、IC(集積回路)に音声を記録する電子機器です。

コンパクトで軽いため、持ち運びにとても便利です。

インタビューや対談など、少人数の録音であれば、ICレコーダーで録音可能です。

 

シーン:2〜3人程度インタビュー・面談・ヒアリング

2〜3人程度のインタビューを録音するとき、手軽に持っていけるマイクを探しています。

それなら、ICレコーダーをおすすめします。

コンパクトで軽く持ち運びに便利です。

2〜3人程度のインタビュー、面談、ヒアリングのときに使うとよいでしょう。

 

ただし、話者の口元とICレコーダーの距離が離れると、雑音が入ってしまいがちです。

ICレコーダーは、静かな部屋でのインタビューなどに使用しましょう。

 

ICレコーダー

【メリット】

コンパクトで軽く、持ち運びに便利。

 

【デメリット】

大会議室での利用に適さない。

 

ピンマイク

ピンマイクはセミナーやプレゼンに適している

 

ピンマイクは、ネクタイやシャツの襟に装着して、ハンズフリーで使える小型マイクです。

話者の口元で音を拾えます。

有線タイプと無線タイプがあります。次のように使い分けるのがよいでしょう。

 

  • 無線タイプ:動画撮影などで話者が大きく動くとき
  • 有線タイプ:長時間の講演会など音の途切れや充電に配慮したいとき

 

シーン:セミナー、プレゼン

プレゼンで、話者が身振り手振りをつけて、説明のために大きく動く場合があります。

そんなときに適しているマイクを教えてください。

ピンマイクがよいでしょう。

ピンマイクなら、シャツやネクタイにつけて、ハンズフリーで使えます。

長時間のセミナーやプレゼンに向いています。

 

話者の口元近くで、確実に音声を録音できます。

 

ピンマイク

【メリット】

話者の口元近くで確実に音声を録音できる。

ハンズフリーで軽いため、長時間の装着も可能。

 

【デメリット】

周辺の雑音が入りやすい。

服のこすれる音が入ってしまうこともある。

スイッチを切り忘れてしまいがち。

 

スマホのボイスレコーダー

スマホのボイスレコーダーは騒音がない場所での録音に適している

 

スマホのボイスレコーダーを使って録音することもできます。

カジュアルなインタビューであれば、スマホの録音機能を利用することも多くなりました。

iPhoneであれば、標準搭載されている「ボイスメモ」が使えます。

ほかにも、無料のボイスレコーダーアプリをダウンロードして使うという方法もあります。

スマホのマイクの位置を確認してから使用しましょう。

 

シーン:静かな場所で短時間の録音

スマホなら持ち歩きに便利です。

音質が心配ですが、どのようなシーンなら大丈夫ですか?

スマホのボイスレコーダーの音質は、ICレコーダーにはやや劣ります。

静かな場所で、1時間以内の録音がよいでしょう。

 

スマホで録音すれば、音声データをそのままスマホで再生したり、トリミングしたりできます。

 

スマホのボイスレコーダー

【メリット】

いつも携帯しているスマホで録音できるのが便利。

 

【デメリット】

音質はやや劣る。

 

オンラインミーティングツールの録画機能

録画機能はオンラインのインタビューなど記録に適している

 

オンラインでのインタビューが増えてきた昨今では、Zoomなど、オンラインミーティングツールの録画機能を利用することもできます。

録音だけでなく、録画も同時にできるため、複数の話者の声がかぶっても、話者を特定できるのが便利です。

また、音声だけでは聞き取りにくい内容も、画像が一緒にあると聞き取れることもあります。

ただし、電波やパソコンの状態によって、声が途切れ途切れになることもあり要注意です。

 

シーン:オンライン会議・オンラインインタビュー

オンラインでインタビューをする機会も増えています。

オンラインミーティングツールの録画機能を使って文字起こし原稿を作成しても大丈夫ですか?

もちろん、大丈夫です。

オンラインミーティングツールを使って会議やインタビューを録画するなら、相手先の方に録画の許可を取るようにしましょう。

 

オンラインミーティングツールで録画すれば、インタビューなどの様子をそのまま再生できるため、とても便利です。

ただし、Wi-Fiやパソコンの状態を万全に整えておきましょう。声が途切れ途切れになったり、画像が止まってしまうことのないよう気をつける必要があります。

 

オンラインミーティングツールの録画機能

【メリット】

オンライン上のやりとりを、そのまま録画できる。

【デメリット】

電波やパソコンの状態により、音声や画像に不具合が生じることがある。

 

【マイクの設置】録音に配慮すること

シーンに合わせたマイク選びも大切ですが、クリアな音声を録音するためには、録音時に配慮することがあります。

 

  • マイクを話者の近くに設置する
  • 録音中、マイクに触れない
  • マイクをエアコンなどの運転音から遠ざけて設置する
  • 静かな場所を選ぶ
  • 会場の窓を閉める

 

もしも、周辺の騒音が気になる場所で録音しなければならないときには、話者に大きめの声でお話しいただくようお願いすることもあります。

シーンに合わせた性能が良いマイクを選んでも、録音環境に配慮しないと、思ったほどの効果を上げられません。

クリアな音声データのため、録音時の配慮も忘れないようにしましょう。

 

もしも音声が聞き取れないときの対処法を解説した記事があります。録音時の配慮についても詳しくご紹介しています。こちらも、ぜひ、ご覧ください↓

テープ起こしで聞き取れない箇所の3つの対処法

 

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シーンに合うマイクで音声をクリアに録音しよう

聞き取りやすい音声データのため、シーンに応じたマイクを使い分けましょう。

また、録音時には、マイクを話者の近くに設置したり、マイクを運転音のする機器から遠ざけて設置したりしましょう。

録音音声がクリアだと、効率よく文字起こしができて、作業時間も短縮できます。

 

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