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Webサイトの記事を閲覧しているとき、読みにくくて途中で読むのをやめてしまうことがあります。
読みにくさ」の原因として下記が挙げられます。
- 文章に区切りがなく、ダラダラと長すぎる
- 文章がおかしな位置で区切られていて意味がわかりにくい
そんな読みにくい文章でも、上手に区切れば「最後まで読んでもらえる文章」に様変わりします。
今回は、文章を上手に区切って読みやすい文章にする8つのポイントをご紹介します!
目次
文章を上手に区切り劇的に読みやすくする8つのポイント
文章は、上手に区切れば劇的に読みやすくなります。
こちらでは、上手に文章を区切る8つのポイントを分かりやすくご紹介いたします。
誰にでも読みやすい文章を作成するためには、是非こちらの記事でポイントを抑えておきましょう。
「なんだか難しく感じて読みにくいな」と感じる文章が、上手に区切ったとたん、読みやすく親しみやすい文章に様変わりしますよ!
ポイント1.一文は50文字以内に抑える
読みにくい文章を読みやすくするためには、まず文章を短くしましょう。一文を50文字以内に抑えるのが望ましいです。
適切に短く区切られた文章は、主語から述語までが短いため、文章の結論がすぐにわかります。結果として読み手に負担をかけません。意味をスラスラと理解してもらえます。
例文で見ていきましょう。
【例文:ダラダラと長い文章】
ダイエットのためには食事管理が重要と言われていますが、バランスを考えずにリンゴだけを食べる方法ではリバウンドを招き、かえって以前よりも体重が増えてしまうことになり、痩せにくい体質にもなってしまいます。
内容は簡単な文章ですが、このままでは読みにくく、伝えたいことが伝わりません。例文は一文で100文字もあります。
そこで、一文を50文字以下になるよう短く区切ってみましょう。
【例文:短く区切った文章】
ダイエットのためには食事管理が重要と言われています。
しかし、バランスを考えずにリンゴだけを食べる方法はリバウンドを招きます。
かえって以前よりも体重が増え、さらに痩せづらい体質にもなってしまいます。
文章を短く切っただけでグッと読みやすくなったのがわかりますね。
上の例文は26文字、36文字、36文字の3つの文です。1つの文の中では伝えたい事柄をできるだけ少なく絞っています。
こうすると、パッと見ただけで情報がスラスラ頭に入ります。
一文は50文字以内とし、主語から述語までの間を長くしないように心がけましょう。
ポイント2. 具体例は文を分けて区切る
「〜は、〇〇や〇〇など、〜です」のように具体例を挙げて何かを説明する文章は、具体例の部分を別の文章に分けましょう。
例文でご説明します。
【例文:具体例を入れた1つの文】
こちらの記事では、社内では社内文書作成、学校では論文作成などに役立つ、文章作成に必要な技術をご紹介しています。
少々わかりにくいですね。上記の例文の具体例の部分を分け、2つの文にしてみましょう。
【例文:具体例の部分を分けた文章】
こちらの記事では、文章作成に必要な技術をご紹介しています。
社内では社内文書、学校では論文作成などに役立ちます。
最初の文で短く内容を示し、次の文で具体例を解説しています。こうすると読み手も簡単に理解できる文章になります。
ポイント3. 「〜が、」の部分で文を分けて区切る
「〜ですが、〜」「〜でしたが、〜」という逆説の文章をよく見かけます。
読みやすくするためには、「〜です。しかし、〜」「〜でした。でも、〜」という方法で文を短く分けましょう。
例文を見ていきます。
【例文:「〜でしたが、〜」という長めの文】
その会社は昨年の売上はパッとしませんでしたが、今年になって急成長を遂げています。
上の例文でも悪いわけではありません。しかし、下のように文章を短く分けるとより読みやすくなります。
【例文:「〜です。しかし、〜」の形にした文】
その会社は昨年の売上はパッとしませんでした。しかし、今年になって急成長を遂げています。
スッキリしたのがわかりますね。
とくに、「〜が、〜が、〜が、」というようにダラダラと文章を続けて主語と述語が遠く離れることのないようにしましょう。
ポイント4. 箇条書きにして区切る
一文に複数の情報を詰め込むと、どうしてもスッキリしない文章になります。
そんなときには、箇条書きにして区切り、情報をスッキリ明記しましょう。
【例文:箇条書きでない文】
中間管理職に求められるスキルは、リーダーシップ、コミュニケーション力、チームマネジメントの3つです。
これを箇条書きにしてみましょう。
【例文:箇条書きを使った文】
中間管理職に求められるスキルは次の3つです。
- リーダーシップ
- コミュニケーション力
- チームマネジメント
箇条書きにすることで一文が短くなり、伝えたいことが明確になります。さらに、縦に並ぶことで伝えたい中身の数と内容が簡単に読み取れます。
パッと見てわかる文章にするために、箇条書きは効果抜群です。
ポイント5. 括弧で区切る
括弧を適切に使って文章を区切れば、強調したい部分が際立つわかりやすい文章にできます。
例文で見ていきましょう。
【例文:括弧を使わない文】
IoTとはInternet of Thingsの略語です。一般的に身の回りのものがインターネットに繋がる仕組みを意味します。
上の例文の強調する部分をカギ括弧で区切ってみましょう。
【例文:括弧を使った文】
「IoT」とは「Internet of Things」の略語です。一般的に「身の回りのものがインターネットに繋がる仕組み」を意味します。
少々とっつきにくい文章が、括弧で区切ることで意味がわかりやすくなりますね。
括弧の上手な使い方については、記事ブログ内にくわしくご説明した記事があります。こちらでご紹介している7つのテクニックで、文章の読みやすさが全然違ってきます。こちらもご覧になってくださいね↓
ポイント6. 見出しで区切る
ひたすら文字が続く文章は読みにくく、伝えるべきポイントが伝わりません。
読みやすい文章にするためには、内容のまとまりごとに見出しを作成して区切りましょう。
見出しを作成する際には下記のポイントを心がけて下さい。
- 記事の本文を読まなくても内容がわかる見出しにする
- 見出しにキーワードを入れる
- つい読みたくなる魅力的な見出しにする
- 伝えたいことに一貫性のある見出しにする
見出しの作り方に関しては、記事ブログ内にわかりやすくご説明した記事があります。よい見出しは、記事の内容をわかりやすく提示し、ユーザーに必要な情報のありかを教えてくれます。9つのポイントを挙げ、よい見出しがどのような見出しかわかるようになっています。こちらも必見です↓
ポイント7. 読点「、」を適切に打って区切る
7つ目のポイントは、適切な位置に読点を打つことです。文章を区切るために重要な読点ですが、雑な使い方をすると読み手によって解釈が異なってしまう場合があります。
3つの例文を読んでみてください。
【例文:読点がない文】
Aさんは楽しそうに微笑むBさんを見ていた。
上の例文には読点がないため、「楽しそう」なのはAさんなのかBさんなのか、2通りに解釈できてしまいます。
読点を打って、「楽しそう」なのはAさんなのかBさんなのかハッキリさせましょう。
【例文:読点がある文】
Aさんは楽しそうに、微笑むBさんを見ていました。
【例文:読点がある文】
Aさんは、楽しそうに微笑むBさんを見ていました。
読点の位置によって意味が変わってくるのがわかりますね。
場合によっては伝えたい内容が正しく伝わらない可能性もあります。一文が長い場合はとくに誤解を与えやすいため、適切な位置に読点を打つよう注意しましょう。
このほかにも、上手に文章を区切る読点の使い方があります。下記の図にまとめます。
【上手に文章を区切る読点】
読点の位置 | 例文 |
長めの主語の後 | 白い帽子を被った少女が、小道を駆け抜けて行きました。 |
正しい理解のため | Aさんは楽しそうに、微笑むBさんを見ていました。
Aさんは、楽しそうに微笑むBさんを見ていました。 |
接続詞・副詞の後 | 充分な睡眠が必要です。しかし、眠る時間が確保できないとお悩みの方も少なくありません。 |
漢字・かな・カタカナが連続した読みづらさを解消 | その間、他社の動きに目を光らせます。
そのためには、またの機会を狙いましょう。 |
逆説や対比の文の間 | 6月までは無料ですが、7月からは有料になります。 |
原因と結果を明確に | 足を怪我したため、試合には出られません。 |
並列関係の区切り | 操作が簡単で、費用も安く、スピーディーです。
持ち物は、筆記用具、本、飲み物です。 |
読点を打つ際に大切な目的は、「誤解のない読みやすい文章にする」ことです。
商業ライターの方は、読点を打つ目的を頭に入れ、最低限、上記の表の読点は使えるようになりましょう
句読点の打ち方の記事も参考になさって下さいね。
記事ブログ内に、句読点の打ち方に関する5つのルールを解説した記事があります。句読点についてよりくわしく知りたい方はこちらもご覧ください↓
ポイント8. 適切な接続詞で区切る
文章の区切りで使用するのが接続詞です。
接続詞は前後の文を繋ぎ、どのような関係にあるかを示します。
下記に一例を記載します。
【接続詞の種類】
順接 | そして、だから、それで、 |
逆説 | しかし、ところが、だが、 |
累加 | また、および、同じく |
添加 | そして、それに、それから、 |
選択 | または、あるいは、 |
説明 | なぜなら、 |
他にも文章を繋ぐためには様々な接続詞があります。適宜選択してスムーズな流れで文章を繋ぎましょう。
また、必要のない接続詞を省くことも大切です。ついつい使いがちな接続詞ですが、なくても意味が通じる場合は、省略する方が読みやすい文章となります。
【例文:接続詞がある文】
紙の本よりもスマホで本を読むことが多くなっている。なぜなら、電子書籍が普及してきたからだ。
【例文:接続詞がない文】
紙の本よりもスマホで本を読むことが多くなっている。電子書籍が普及してきたからだ。
2つの例文を読めばわかるように、接続詞「なぜなら」を用いなくても意味は通じますよね。もちろん接続詞が重要な場面もあります。でも、使いすぎるとしつこい文章になってしまうため、不要な場面では積極的に省略しましょう。
接続について、記事ブログ内に私がわかりやすく説明した記事があります。より効果的な接続詞の使い方を知り、表現力をアップできる知識をご紹介しています。ぜひ、ご覧ください↓
読み手を意識して上手に区切った文章作成をしよう
上手に文章を区切る8つのポイントをご紹介しました。Web記事の場合、文章が読みにくいと読者の離脱率が高くなり、SEOに悪影響を与えかねません。
読み手は、難解な文章ではなく、読みやすく知りたい情報がパッと見てわかる文章を求めているものです。
「読みやすく理解しやすい文章」を作成するためには、ご紹介したポイントを参考に文章を区切ってみてくださいね。