サーチコンソールを使って検索順位を確認する方法を徹底紹介

サーチコンソールでは、自身のサイトページがGoogle検索において何ページ目に表示されているのか検索順位の確認ができます。従来のサーチコンソールでも確認機能はありましたが、現在のサーチコンソールではより可視化されたページで確認できます。

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サーチコンソールで検索順位を確認する方法

サーチコンソールで検索順位を確認するには、検索パフォーマンスから開きます。

1.各ページの検索順位を確認する

Googleサーチコンソールにログイン後、Google検索でのパフォーマンスを分析します。検索結果のフィルタリングや比較を行い、ユーザーの検索パターンが把握できます。

項目 内容
「検索タイプ」「日付」 ・検索タイプの選択と比較ができる(ウェブ、画像、動画)
・表示期間は最大16ヶ月まで
「合計クリック数」「合計表示回数」「平均CTR」「平均掲載順位」 ・指定した期間内で各項目の数値が表記される
「クエリ数」「ページ」「国」「デバイス」  ・検索トラフィックで記録された項目が数値化されて表示される

2.各ページの検索順位を検索キーワード別に確認する

下記の手順でクエリを選択すると各ページの検索キーワード別の検索順位を確認できます。また、Googleサーチコンソール上で確認するページを変更する際にはフィルタの条件を適宜変更する必要があります。必要に応じて確認したいページURLを入力してフィルタの再設定をするため、若干の手間がありますね。

手順
1.ページ、フィルタなし、ページをフィルタの順にクリックする
2.URLが一致しているものを探し、確認したいページのURLを選択する
3.フィルタリングをクリックする
4.フィルタリングから「ページ」「クリック数」「表示回数」「CTR」「掲載順位」を任意で選択する

検索クエリについては、下記の記事をご参照ください。

SEOにおける検索クエリとは?キーワードとの違いを理解しよう

検索パフォーマンスで確認できるもの

合計クリック数

期間内にクリックされた合計値が表示されます。例えば、検索結果に2回表示された場合、ユーザーがリンクをクリックした後に再度戻り別のリンクをクリックしても、リンク先が同じサイトであれば1 回としてカウントされます。

SEOは検索エンジンから経由されるアクセスを増やす方法なので、クリック数が増えることは、SEOの成功を意味しています。

合計表示回数

期間内にページを表示した合計数になります。例えば、検索結果に2回表示されたときの表示回数はプロパティごとに集計されている場合は1回となり、ページや検索での見え方でグループ化している場合はページごとに集計されます。表示回数が増えることでクリックされる確率も高まります。

すぐに検索上位を得るのは簡単ではありませんのでまずは表示回数を増やすことから始めるといいでしょう。表示回数を増やす方法は、ページを増やすことです。記事を書くほど検索対象の対応キーワードの範囲が広がって表示回数も増えていきます。

平均CTR

表示された回数のうち、実際にクリックされた率がCTR。CTRとは、Click Through Rateの略でクリック率と呼ばれています。平均CTRは表示回数をクリック数で割った数です。

検索結果では上位表示されているページはユーザーの目に止まりやすいので、クリック率が上昇します。しかし、順位が下の場合でもタイトルとディスクリプションを目に止まるような書き方にすればクリック率は伸ばせます。

平均掲載順位

平均掲載順位とは、Google検索エンジンにおいて検索キーワードの平均順位を確認する指標になります。検索結果内における対象ページの最上位の掲載順位が記録されています。

ページの平均掲載順位を上げる方法はいくつかあります。ます情報に不足がないか、図や画像などはあるのか、関連リンクは用意しているか、ページコンテンツが不足している場合は必要な情報を追加しましょう。重要なテキスト量を増やす、画像挿入、視点を変えた説明をすると平均掲載順位の上昇が期待できます。

ただし、コンテンツの質の低い記事を増やしても表示回数は増えても平均順位は下がります。サイトの方針によってさまざまですが、優先するべきは量よりも質になります。

サーチコンソールでわかる掲載順位の意味

検索アナリティクスのレポートに表示される検索順位は、検索結果内での特定のページへの最上位リンクの掲載順位をすべてのクエリで平均した値です。下記が例になります。

1つ目のクエリから返されたプロパティの掲載順位が 2位、4位、6位だった場合、その掲載順位は 2位(最上位の掲載順位)としてカウントされる。
2つ目のクエリから返されたプロパティの掲載順位が 3位、5位、9位だった場合、その掲載順位は 3位(最上位の掲載順位)としてカウントされます。2つのクエリの平均掲載順位は (2+3)/2=2.5 となる。

参考元:検索アナリティクス レポートの掲載順位値の意味

掲載順位が記録されるためには、ページリンクが検索結果に表示されなければなりません。検索結果が表示されなかった場合は、掲載順位に対してクエリには記録されません。ただし、レポートの設定で掲載順位値が「-」で表示されます。

検索順位を上げるためには検索アナリティクスの活用をする

サーチコンソールで掲載順位が伸び悩んでいる場合、まずはユーザーがどんな検索目的をしているかを検索アナリティクスで表示されるキーワードから想定する必要があります。目標としている順位に向けてできるSEO対策として、実際にユーザーが検索しているクエリが何なのか知ることで、ニーズを汲み取る汲み取ることができます。

例えば、「ライティング SEO」のクエリがされている場合、「SEOに強いライティングについて知りたい」というニーズが想定できます。この場合、関連キーワードが他にどのような組み合わせで検索されているのかも確認しましょう。頻繁に検索されているキーワードほど、最もユーザーが求めている回答に近づけるヒントになります。

ユーザーの大半は検索結果に表示されているページを上から順番にクリックしていき、検索した意図が満足した時点で閲覧を終了してしまいます。単に検索結果に表示されるだけではなく検索上位表示されていなければ、オーガニック検索によるサイト流入を増やすことはできないのでPV向上やセッション数増加は見込めません。上位表示を狙うことには、PVやUU、CVにも効果を与える最大の方法と言えますね。

また、上位表示されているサイトは必然的に信頼されているサイトとしてもユーザーから認識されやすいので、回帰ユーザーが増えるきっかけにも繋がります。いわゆる「リピーター」づくりとして固定の読者を獲得することはWebサイトを運営する人にとって至上命題と考えるべきでしょう。

参考元:表示回数、掲載順位、クリック数とは

SEO対策については、下記の記事をご参照ください。

SEOに強いサイト・ホームページの特徴と作り方

取材記事代行屋取材記事代行屋

まとめ

検索結果で上位表示をさせるためには表示回数を増やすだけではサイトの流入数の増加に反映させることはできません。クリックされやすい検索結果の上部に表示されるよう、検索順位にも注意しながらSEO対策を進めましょう。

クリックされやすいタイトルやディスクリプションには注力キーワードだけではなく、いかにページに検索の満足度を満たせるかも左右されます。サーチコンソールで強化したいページの掲載順位が目標よりも低かった場合は何が原因であるかを検索アナリティクスを見比べてユーザーのニーズを汲み取るように改善しましょう。

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