演繹法(えんえきほう)とは?わかりやすく解説

論理的推論

物事の傾向や対策を考える際に、さまざまな可能性や事実から推論を重ねる。
推論を論理展開するには、演繹法(えんえきほう)と帰納法(きのうほう)の2つが一般的です。

ここでは演繹法(えんえきほう)について解説していきましょう。

演繹法は法則やルールに物事をあてはめて結論づける論理展開法

演繹法の3ステップ

演繹法の「演繹」には、広く説かれている法則(演)から、糸口を引き出す(繹)という意味があります。

演繹法には次の3つのステップがあります。

  1. 決められたルールや法則を前提にする
  2. そのルールや法則に物事をあてはめる
  3. 決められたルールや法則に合致しているか結論を出す

では、さっそく例文で演繹法を使ってみましょう。

「車は赤信号で止まらなくてはならない」
これは交通ルールで、誰もが知っています。

「車に乗っている今、目の前の信号は赤になった」
目の前の信号に従うのは当然のことです。その信号が赤ということは…?

「よって、この車は止まらなければならない」
赤信号では止まるのがルール。目の前の信号が赤の場合、車は止まる必要がある、という結論にたどり着きました。

このように、一般的かつ普遍的な事実(ルールやセオリー)を前提とし、結論を導き出すのが演繹法です。結論は誰が見てもそうであるという前提から自然と論理的に導かれます。

 

前提となる事柄をもとに、そこから確実に言える結論を導き出す推論法のこと。帰納法の対義語で、演繹的推論とも呼ばれる。

(a)「竜馬がゆく」の著者は「坂の上の雲」の著者と同一人物である
(b)「坂の上の雲」の著者は司馬遼太郎である
(c)ゆえに、「竜馬がゆく」の著者は司馬遼太郎である

既に分かっている2つの前提(a)(b)から(c)の結論を導き出している。
演繹法では、前提となる事柄が全て正しいと認められれば、そこから必ず正しい結論を導き出すことができる。

参考元:コトバンク

演繹による推理の手続き。代表的なものに三段論法がある。

参考元:大辞林 第三版

例文をもう1パターンあげてみましょう。

「人間はトイレに行く(排泄する)」 これは誰もが当てはまることですよね。

「アイドルも人間である」 人間ではないアイドル(AIなど)もいるでしょうが、一般的にアイドルは人間です。

「アイドルもトイレに行く(排泄する)」 演繹法の結論としては当然過ぎるでしょうが、わかりやすくするため選びました。

間違った法則と主観が混じると論理は破綻するので注意

誰もが当然知っている事実などが前提となり、必然に必然を重ねることで結論付けられる演繹法ですが、注意すべき点が2つあります。

演繹法は、前提とするルールや法則自体が間違っている場合は、導き出す結論も間違ったものになるので、注意が必要です。
また、前提となる一般論や普遍的事実に偏った主観が混じると、論理が破綻してしまいます。それさえ気をつければ、演繹法を使った推論方法は非常に強い説得力を持つでしょう。

演繹法の前提となる4つの法則とは?

演繹法を正しく使うためには、推論の前提である法則選びが重要です。
例文であげたような交通ルールなどのルール以外には、因果関係方針価値観などがおすすめです。

内容によっては誰もが知っている事ではありませんが、それを知っている人だけが共有すればいい推論ならば何の問題もありません。

演繹法はビジネスシーンではコミュニケーションツールになる

ビジネスシーンでは、100%確実な未来の予測なんて誰にもできません。ならば演繹法は使えないのでしょうか?

いいえ。
実際にビジネスシーンで演繹法を使用する場合には「正解を導き出すツール」としての役割よりも、論理の道筋を他者と共有し、さまざまな可能性を検証するためのコミュニケーションツールとしての活用が期待されます。

新しいものを開発して商品化するときや、組織構成を立案したり、物事の戦略を考えるときにも、過去の実績の上に次の展開を積み重ねるため、演繹法は適しています。

演繹法をより詳しく知りたい人は

演繹法について簡単に解説していきましたが、こちらでより詳しく解説しています。帰納法との違いについて例文を使って解説していますので、気になる方はこちらも参考になさってくださいね。

「演繹法と帰納法の違いを例文を交えて解説」

帰納法についての簡単な解説はこちらです。

記事作成代行屋は、下記全てを6.5円/文字でSEOに強い記事作成を行います。

  • 記事作成
  • SEO最適化チェック
  • コピペチェック(ツール&人力)
  • 校正
  • サイトへ投稿
  • コンテンツ企画(+1.0円/文字)
記事制作代行屋

1日平均3,4件、下記ページからご相談いただき、最適なご提案をさせていただいております。今ご覧のあなたも、お気軽にご相談ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です