自分史の書き方を8つの手順で解説【例文あり】

自分史の書き方を例文つきで解説(小中高校生から高齢者まで)

自分史を手作りしてみたい方のために、自力で取り組める自分史の書き方をご説明します。

「人生の振り返りをしたい」
「人生で体験した出来事を伝えたい」
「終活のため…」「就活のため…」

自分史の作成は、高齢者の方向けと思われがちですが、それだけではありません。
就活のため、小中高校の宿題、親御様へのプレゼントなど、あらゆる年代で需要があります。

こちらの記事で、自力で取り組める「自分史の書き方」をチェックしてみましょう。

ただし、本格的な自分史を仕上げたいなら、作成サービスに依頼するのがおすすめです。

 

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自分史の書き方:8つの手順

「自分史の書き方」8つの手順

 

自分史を書くためには、まず、情報を整理する必要があります。

いきなり書き出してしまうと、とても書けない!という状態になる可能性が大きいです。
頓挫しないためにも、手順に従って進みましょう。

自力で自分史を書くのなら、次の8つの手順が書きやすく、おすすめです。

 

【自分史作成手順】

手順1. 年表作成

手順2. 年代ごとの自分の性格・エピソードを書き出す

手順3. 節目・転機を見つける(転機の事柄とその時の感情・学びを詳しく書き出す)

手順4. 社会的背景も調べる

手順5. 写真を選ぶ

手順6. 自分史の構成を考える

手順7. 執筆

手順8. 見直し

 

それぞれの手順を詳しく確認していきましょう。

 

手順1. 自分の年表を作る(自分史年表)

まず、自分が誕生してから今に至るまでの経験を年表にします。
自分の人生経験を記した年表は「自分史年表」と呼ばれます。

自分史年表には次の項目を記すのが一般的です。

 

  • 西暦
  • 年齢
  • 自分に起きた出来事
  • 社会情勢

 

自分史年表の無料テンプレートを利用すれば、気軽に作成を始められます。

基本的には次の手順で作成します。

 

【自分史年表作成の流れ】

1. 自分史年表のテンプレートを用意する

2. 自分自身について書き出す(名前など)

3. 西暦に沿って自分の年齢を書き出す

4. 時代背景を書き出す

5. 人生のステージを区切る

6. 重要なエピソードを書き出す

7. チェックする

 

基本的には、西暦に沿って年齢を書き出し、人生の転機をなるような重大エピソードを記していきます。

 

自分史年表の書き方について、詳しく解説した記事をご覧ください。↓

自分史年表の書き方&作り方を7つの手順で解説

 

手順2. ライフステージごとに自分の性格・エピソードを書き出す

自分史年表ができたら、ライフステージごとに区切ります。

 

【ライフステージの例】

  • 誕生したとき
  • 幼少期(0-6歳)
  • 学童期(6-12歳)
  • 思春期(13-18歳)
  • 青年期(19-39歳)
  • 壮年期(40-65歳)
  • 老年期(65歳ー)

 

ライフステージは、自分が思い出しやすい区切り方で問題ありません。

さらに、それぞれのライフステージごとに、自分の性格やエピソードを書き出します。

 

【性格の例】

  • おとなしく慎重
  • 活発で好奇心旺盛
  • 真面目で聞き分けがよい
  • マイペース
  • 陽気でひょうきん

 

【エピソードの例】

  • 7歳年上の兄が面倒をみてくれた
  • 絵を描くのが好きな子どもだった
  • 持病の治療をしていた
  • 海外に住んでいた
  • 引っ越しをした

 

ここでは、エピソードを思いつくままに書き出していきます。

後に、構成をする段階でエピソードを選定するため、まずは書き出してみることが大切です。

 

誕生したときや幼少期の性格・エピソードは、当時を知っている人にインタビューするとよいでしょう。
周囲とコミュニケーションが活発になることも、自分史作成のメリットです。

また、思い出せない部分があったら、そこは空白にして、思い出せる部分から書いていきましょう。
書いているうちに、曖昧だった記憶が呼び起こされることがあります。

 

手順3. 節目・転機を見つける

エピソードを書き出したら、自分にとっての節目や転機となった事柄を見つけましょう。

 

【節目・転機の例】

  • 入学・卒業
  • 突然、家業を継ぐことになる
  • その後の研究を助けてくれる人物と出会う
  • 家の都合で海外で暮らすことになる
  • 転職する
  • 起業する

 

後に、構成の段階で自分史に盛り込むエピソードを選定しますが、この段階で転機となるエピソードを見つけておくと、選定の助けになります。

転機となった事柄と、その時々の感情・学びを詳しく書き出します。
人生に大きな影響を与えた人との出会いがあれば、そちらも盛り込みましょう。

自分史の見せ場ともいえるエピソードをここで選びだ出しておくと、力を入れて執筆すべき場所も分かって、後々の作業がスムーズになります。

 

手順4. 時代背景も調べる

人生はそれぞれの時代の社会的背景と無縁ではありません。

時代背景も分かると、自分のエピソードや考え方への理解が深まります。

 

特筆すべき社会背景には、次のような情報が挙げられます。

  • 開戦・終戦
  • 誕生の年の大きな出来事
  • 終戦後の混乱
  • 学生運動
  • 月面着陸
  • オイルショック
  • 成田空港開港
  • 東西ドイツ統一
  • ソビエト連邦崩壊
  • 日本長期信用銀行経営破たん
  • 金融再編
  • 大震災
  • 新型コロナウイルス感染拡大

 

戦時中・戦後・高度経済成長・バブル経済崩壊など、人々の暮らしに大きな影響を与えた時代については調べておきましょう。

時代背景を上手に取り入れると、それぞれのエピソードのイメージがふくらみます。

大きなニュースについては、次のホームページで確認できます。

 

【社会情勢が分かるホームページ】

NHKアーカイブス

 

インターネットでも調べられますが、それだけでは情報が足りない場合には、図書館で調べるとよいでしょう。
図書館で、その時代の新聞記事を参照する方法もあります。

新聞記事なら、インターネットだけでは検索できない細かい出来事も参照できます。
また、図書館のレファレンスサービスを利用して、司書に相談して資料探しをサポートしてもらうこともできます。

 

手順5. 写真を選ぶ

自分史は、写真も掲載すると楽しく読めます。

写真があると、ほかの人が読んだときに、イメージしやすいのも利点です。
また、エピソード当時の様子を見られるのも楽しいものです。

写真を選ぶためには、思い出に浸って手をとめないことがポイントです。

もしも、膨大な量の写真を前に手がとまってしまうようなら、自分史作成サービスを利用するのも一つの方法です。
自分史作成サービスに依頼をすれば、客観的な視点で自分史に必要な写真を選び出してもらえます。

「自分で写真を整理して必要な写真を選び出すのは難しい!」
そう感じるなら、プロを頼ってみることも考えてみましょう。

 

写真の整理については、こちらの記事をご覧ください。↓

写真を整理する方法を5つの手順で解説【アルバム・自分史作成】

 

手順6. 自分史の構成を考える

ぜひ、自分史に書き記したいのは次のエピソードです。

 

【書き記したいエピソード】

人生に影響を与えたエピソード

人柄が分かるエピソード

 

上記をふまえて、構成パターンを選びます。

構成には主に次の3つのパターンがあります。

 

【自分史の代表体な構成パターン】

・時系列式

・テーマ式

・エッセイ式

 

時系列式が一般的ですが、絶対にこれでなければならないという決まりはありません。

 

【時系列式】

時系列式は、自分史の王道形式です。
誕生から現在までを、時系列式に記していきます。

時系列式では、ライフステージごとにエピソードの量にかたよりがあっても問題ありません。

 

ソニーの井深大氏は、「私の履歴書」を、だいたい次のような配分で執筆されています。[注]

誕生から大学卒業まで:20%強
就職から戦時中まで: 20%弱
創業から零細企業時代:25%
急成長期      :35 %

人生の重大事が起きたステージでは、文字量が増えるものです。
書き残すべき事柄を優先して構成しましょう。

 

【時系列式が向いている人】

人生の重大事をすべて書き記したい人

自分の成長や人生の変遷を書き記したい人

 

【テーマ式】

テーマ式では、自分史のテーマを決めて、それに沿ったエピソードのみを書き記します。

自分史のテーマには、次のようなものが挙げられます。

 

【自分史のテーマの例】

  • 仕事
  • 恋愛
  • 趣味(音楽・美術など)
  • ボランティア活動
  • 子育て

 

テーマ式では、自分が人生をかけて打ち込んだものを中心に執筆します。

アメリカ第37代大統領のリチャード・ニクソン氏は、回想録「ニクソン わが生涯の戦い」(福島正光訳、文芸春秋)において、人生をかけた戦いをテーマに人生をふりかえっています。
こちらは、1972年、米国大統領として初の中国訪問という、人生の最も印象的な部分から始まります。
さらに、人生の重大なエピソードを次々に書き記しています。

このように、テーマ式では、テーマに沿ったエピソードに絞って自分史を構成します。

 

【テーマ式が向いている人】

人生をかけて打ち込んだものについて書きたい人

情熱的に伝えたい事柄がある人

 

【エッセイ式】

エッセイ式では、思いつくまま、エピソードを綴ることができます。
順序だてて作成していくことが向かない人に最適です。

「どうしても構成を組めない」

「順序だてて書くには退屈」

そんな人は、思いつくことから、気ままに書いていくエッセイ式がおすすめです。

「勝海舟自伝ー氷川清話」(勝部真長編・広池学園事業部)は思いつくままのエピソードが綴られた自分史です。[注1]
こちらは、回顧談を速記したものがベースになっているため年代順に整理されてはいません。
構成としてはとりとめないのですが、痛快な言葉で綴られた自分史には魅力があります。

かっちりと構成するのが苦手な人は、無料ブログなどを利用して、とりあえず書き出してみましょう。
手書きが好きな人は、原稿用紙に書く方法もあります。

 

【エッセイ式で書くのが向いている人】

時系列やテーマに縛られず、好きなことだけを書きたい人

気軽に始めたい人

 

手順7. 執筆

構成ができたら、いよいよ執筆にとりかかります。

多くの人がまず悩まれるのが書き出しです。
面白い書き出しにしなければ、と凝る必要はありません。
何も思いつかないようであれば、簡潔で分かりやすい書き出しで始めましょう。

次のような書き出しが基本です。

 

【書き出しの例:時系列式】

◯◯年◯月◯日、長野県長野市〇〇町で、渋沢一郎・花子の長男として生まれたのが私である。

【書き出しの例:テーマ式】

私の仕事人生は、◯◯年◯月◯日に始まる。

【書き出しの例:エッセイ式】

私の人生を一番変えたのは、◯◯年◯月のアフリカ留学だ。

 

もし、個性的な文章を思いつくのであれば、自由に綴り始めて問題ありません。

自分史は自分を表現するものです。自分らしく始められるならそれにこしたことはないでしょう。

 

自分史は自分だけが読むのではなく、周囲の人にも読んでもらえるものを作成します。

そのため、気をつけたいのは、誰にでも分かるシンプルな文章で書くことです。
やさしい言葉を正しく組み合わせて、読みやすい自分史に仕上げましょう。

自分史の書き方のポイントは後述いたします。

 

手順8. 見直し

自分で自分史を書くのなら、見直しは必須です。
完成したら、数日おいてから、客観的な目で見直しをしてみましょう。
おそらく、誤字、脱字、修正部分が見つかるはずです。

漢字表記や数字表記に迷ったら、「記者ハンドブック」(株式会社共同通信社)を参考にしてみましょう。[注2]
出版業界の表記の基準が分かります。

 

次の点に着目して見直しをしましょう。

 

【見直しポイント】

  • 誤字・脱字がないか
  • 表記の間違いがないか
  • 主語と述語がかみあっているか
  • 冗長になっていないか

 

見直しは、別の人にやってもらうのもおすすめです。
本人には思い込みがあるため、初歩的な誤字・脱字も見逃してしまいがちです。
別の人なら、客観的にチェックできるでしょう

 

表記についてはこちらの記事をご覧ください。↓

算用数字と漢数字の使い分け7つのポイント

 

カタカナの起源や基礎知識を一覧で解説

 

[注1]参考:森 一夫「読みつがれる自分史の書き方」株式会社税務整理協会

[注2]一般社団法人共同通信社「記者ハンドブック」株式会社共同通信社

 

自分史作成に役立つ資料集めのヒント

自分史作成の資料集めのヒント

 

自分史を書こうと思っても、なかなか過去を思い出せないこともあります。

次のような資料を集めてみると、記憶を呼び起こす手がかりになるかもしれません。

  • 日記
  • メモ・覚書
  • アルバム
  • 整理していない写真
  • ビデオ・DVD
  • 文集
  • 手紙・年賀状

 

人間の記憶というのは、あてにならないところがあります。
細部を思い出すのが難しいだけではなく、記憶が無意識に変化していることもあるのです。

そのため、できるだけ、正確な事実と気持ちを思い出すため、資料を集めて整理しましょう。

もし、ものごとを正確に記憶しているか自信がない場合、周辺の人に聞き取り調査をするという方法もあります。
几帳面な家族が、日記をつけているかもしれません。
その場合、あやふやだった日付がはっきりすることもあります。

 

自分史作成に役立つツール

自分史作成に役立つツール

 

自分史を作成するときに役立つツールをご紹介します。

 

  • 自分史年表テンプレート
  • 自分史ノート
  • 情報収集に役立つホームページ

 

詳しく見ていきましょう。

 

自分史年表テンプレート

自分史年表テンプレートを活用すれば、簡単に自分史年表を作成できます。

時系列で人生を整理したいときに最適です。

Microsoft ・PowerPointで自分史年表を作成・シンプル
Digipot ・フリー素材・世界の動向、日本の動向も入力できる
Think over ・Excel版、PDF版がある

・Googleスプレッドシートで利用可能

・未来の年表もある

 

自分史ノート

自分史のを作成する準備段階に、市販の自分史ノートを活用するのもおすすめです。
市販の自分史ノートを利用すれば、気軽に自分史作成に取り組めます。

特に、次の人は自分史ノートを利用するのがおすすめです。

  • 手書きが好き
  • パソコンが苦手

まずは自分史ノートに書き込んで、ある程度エピソードが整理されてきたら、本格的に自分史作成に取り組むとよいでしょう。

 

情報収集に役立つホームページ

自分史を作成するためにの情報収集に活用できるホームページをご紹介します。

 

【自分のルーツが分かるホームページ】

国立国会図書館サーチ/リサーチ・ナビ

 

【社会情勢が分かるホームページ】

NHKアーカイブス

 

自分史の書き方5つのポイント

「自分史の書き方」5つのポイント

 

自分史の書き方の5つのポイントを解説いたします。

 

  • 読み手を意識する
  • 真実を書く
  • 時代背景を取り込む
  • エピソードで惹き込む
  • 最終章を大切に結ぶ

 

詳しく確認していきましょう。

 

読み手を意識する

自分史は自分を表現するツールであると同時に、周囲の人に読みつがれていく書物でもあります。

読み手を意識した文章で綴りましょう。

そのためには、次のポイントに気を配ります。

  • シンプルで分かりやすい文章
  • 自慢話にならないようにする
  • 独りよがりにならないようにする

 

文章はシンプルで分かりやすく記していきます。
冗長表現、二重否定、凝りすぎたレトリックなどを多用しないように気をつけます。

誰にでも分かるやさしい言葉を正確に組み合わせていくとよいでしょう。
一文が長くなりすぎないことや、主語と述語が噛み合っていることが大切です。

また、素晴らしい経歴も、自慢話にならないように配慮しましょう。
失敗談や挫折のエピソードもあると、人間味が出て、読み手に共感してもらいやすくなります。

 

真実を書く

自分史は、事実に忠実に、真実を記していきましょう。

 

  • 大げさにしない
  • 失敗や挫折も書き記す
  • 記憶違いを避ける

 

一人の人間が生きてきた真実のストーリーだからこそ、フィクションにはない面白さ・価値が生まれます。
また、貴重な経験を共有できることも、読み手にとって有益です。

人柄が伝わるように、日常の小さなエピソードを盛り込むのもよいでしょう。

内面までありのままに記した一代記は、文学的価値にまで高まるかもしれません。
そこまでは難しい…という場合も、できるだけ真実を書くように努めましょう。

 

時代背景を取り込む

時代背景を上手に組み入れましょう。

どのような人生も、時代背景の影響を受けています。

例えば、大きな時代背景としては次のものが挙げられます。

  • 戦争
  • 戦後
  • 高度経済成長期
  • バブル経済の崩壊
  • デフレ経済期

そのときどきの行動や選択が、時代背景に左右されていることがあります。

「このときは、このような時代だった」という一文だけでも、読み手の理解が深まります。

 

エピソードで惹き込む

事実をただ並べ立てて記述しても、それは年譜にしかなりません。

エピソードは惹き込むよう書いていきましょう。

 

【エピソードを書くポイント】

  • 心情も書く
  • 考え方や人柄が伝わるように書く
  • 学びや成長があれば書く

 

特に、挫折を乗り越えたエピソードにはドラマ性があります。
そこでの学びや、そこで得た考え方などを記すとストーリーが盛り上がるでしょう。

人生の大きな転機となったエピソードは、具体的に書きます。
生き生きとした臨場感のある自分史になるでしょう。

 

最終章を大切に結ぶ

最終章を大切に結びましょう。

自分史の終わりは、全体の内容を受けて、前向きな印象を残すように終わるとよいでしょう。
人生で得た考え方を反映したメッセージ性のある言葉で締めくくるのがおすすめです。
これからをどのように生きたいかという言葉でも前向きに締めくくれます。

読後に余韻が残せるのが理想です。

 

【結び方の例】

◯◯が引き継がれていることは、人生の終焉において朝日がさすような希望を感じている。

我が人生に悔いなし。もう一度生まれても、また同じ人生を生きるであろう。

平凡な人生に大きな幸せがあったと感じている。これからも家族を大切にして生きたい。

挫折のなかにも学びがあり、情熱的に生きられたことを誇りに思う。

出会えたすべての人への感謝の気持ちをもって最終章を結びたい。

 

自分史を書くときの注意点

自分史を書くときの注意点

 

自分史を書くときの注意点を2つご紹介します。

 

  • 出来事の羅列にしない
  • 完璧主義に陥らない

 

出来事の羅列にしない

出来事の羅列になってしまうと、自分史ではなく、年譜になってしまいます。

重要なエピソードは、できるだけ具体的に記述して、臨場感が伝わるようにしましょう。

 

完璧主義に陥らない

自分史を書く場合、素晴らしい経歴がたくさんあるのは分かります。
しかし、成功面やプラスの面だけを書き連ねると、親しみに欠けてしまうこともあるでしょう。

少しの人間味のある記述や、マイナスの出来事も書くことで、親しみが湧くようになります。

完璧な自分史ばかりを追い求めず、魅力的な自分史をゴールにすると、執筆も楽しく進むでしょう。

 

本格的な自分史は作成サービスに依頼しよう

自分史作成サービスに依頼するメリット

 

ここまで、自分でもできる簡単な自分史作成の方法をご紹介しました。

自分史作成を始めてみて気がつくのが、「自分史作成は時間も労力もかかる」ということです。

次のような作業を進めるのは、根気が必要です。

 

  • 思い出す作業
  • 情報収集する作業
  • 思い出や情報を整理する作業
  • 執筆作業

 

ここで煮詰まってしまうと、本来は楽しいはずの自分史作成が億劫になってしまいます。
途中であきらめるようなことになってしまっては、とてももったいないです。

そこで、自分史作成サービスに相談してみることをおすすめします。

自分史作成サービスなら、専門ライターが本人にインタビューを行い、自分史の執筆をサポートしてくれます。
自分史に必要な写真も客観的な目で選び出してくれます。

自分史作成サービスに依頼することには、次の4つのメリットがあります。

 

【作成サービスに依頼するメリット】

1. 時間と労力を上手に使える

2. 誰にとっても読みやすい自分史ができる

3. 専門家と一緒に取り組めるから楽しい

4. 美しいデザインに仕上がる

 

せっかく、自分史を書こうと思い立ったのです。
挫折してしまいそうなとき、もっと本格的に取り組みたいときには、作成サービスに相談してみましょう。
専門ライターと一緒に作成することで、楽しく自分史作成ができます。

 

終活のための「自分史」の作り方!4つのポイント

 

記事作成代行屋記事作成代行屋

生きてきた道を伝える自分史を書こう

自分でできる「自分史の書き方」をご説明しました。

自分史を作成することには、人生の軌跡を残せることのほかにも、多くのメリットがあります。
自分への理解が深まり、これからの生き方を見つけることにもつながるでしょう。

自分史は、無理のないように誠実に書き記しましょう。
1人の人生の真実がそこにあれば、自分史作成は大成功です。

 

もし、自力の作成が難しいと感じる場合や、もっと本格的な自分史を作成してみたいと感じる場合には、自分史作成サービスに依頼してみましょう。
専門ライターと一緒に楽しく本格的な自分史作成に取り組めます。

 

参考:森 一夫「読みつがれる自分史の書き方」株式会社税務整理協会

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