強調記号の4つの種類と使い方!

強調記号の4つの種類と使い方

強調記号とは、「」や!など、文章の一部を強調する記号のことです。

強調記号を使うことで、伝えたい情報が浮かび上がり、文章は格段に読みやすくなります。

 

「上手な文章なのに読みにくい」

「単調で読む気がしない」

 

そんな文章は、強調記号を使ってメリハリをつけてみましょう。見違えるほど読みやすくなります!

 

「パッとみてわかる文章」「読ませる文章」を作成したい方は必見です。

【強調記号とは】括弧・感嘆符・読点など

強調記号一覧

強調記号とは、括弧、感嘆符、読点などのことです。

【強調記号】

括弧 「」 『』 【】 () <> [] «» 〔〕
感嘆符・疑問符 ! ?
文章を区切る記号  、 , : ;
文章を目立たせる記号 ・  * # → ☆ ♪ ◯ △ ✕

 

文章を部分的に目立たせる効果があります。

強調記号を取り入れることで、文章の「読みやすさ」「わかりやすさ」は格段にアップします。

 

【例文:強調記号「」なし】

ローンを完済するまでに、子どもが生まれたり、教育費がかかったり、車を購入したりと、大きな出費が見込まれます。

 

上記は強調記号「」のない文章です。単調な印象ですね。

強調記号を使ってメリハリをつけてみましょう。

 

【例文:強調記号「」を使った文章】

ローンを完済するまでに、「子どもが生まれる」「教育費がかかる」「車を購入する」など、大きな出費が見込まれます。

 

「」を適切に使っただけで、文章が区切られてわかりやすくなります。

さらに「・」使って箇条書きにしてみましょう。

 

【例文:強調記号で箇条書きにした文章】

ローンを完済するまでに、次の大きな出費が見込まれます。

  • 子どもが生まれる
  • 教育費がかかる
  • 車を購入する

 

強調記号を使って箇条書きにすると、必要な部分が浮かび上がり、情報がパッと目に飛び込む文章になります。

 

つまり、強調記号には次の効果があります。

  • 文章を区切ってわかりやすくする効果
  • 伝えたい文章を浮かび上がらせて見せる効果

 

それでは、詳しく見ていきましょう。

 

強調記号の4つの種類と使い方!

強調記号の4つの種類

文章をわかりやすくする強調記号には、次の4種類があります。

  1. セリフなどを強調する記号 :「」 () 【】
  2. 感情を伝える記号     :! ? …
  3. 文章を区切る記号     :、:
  4. 文章を目立たせる記号   :・ * ☆

 

それぞれ、適切に使うことで文章が劇的にわかりやすくなります。

4種類それぞれの効果的な使い方を例文を挙げてご説明します。

 

1. セリフなどを強調する記号:「」【】()

基本の括弧

強調記号の中でも、「括弧」はセリフや重要な箇所を強調する効果があります。

たとえば、かぎ括弧「」は、セリフや本のタイトルなどを示すときに使います。

そのほかの括弧にも、それぞれに適した使い方があります。

【括弧一覧】

括弧 読み方 使いどころ
「」 かぎ括弧
  • セリフ
  • 重要な言葉
  • タイトル
【】 すみつき括弧
  • 重要な言葉
  • 重要な箇所
() 丸括弧
  • 補足説明
  • 言い換え
  • 注釈
『』 二重かぎ括弧
  • 括弧内のセリフ
  • 括弧内の強調
[] 大括弧・角括弧
  • 注記
  • 引用補足
<> 山括弧
  • 強調
《》 二重山括弧
  • 括弧内の強調

 

よく使う!「」【】()

括弧一覧のなかでも、頻繁に使われるのが「」【】()の3つです。

「」【】は、強調するとき、()は補足するときに使います。

 

例文で見てみましょう。

 

【例文:括弧「」【】()の使い方】

 

【価格】1クラスにつき3,000円(税込)です。

【定員】各クラス10名(先生1名)

 

「参加したい!」とお考えの方は受付でお申し込みください。

 

どの括弧も、それぞれの役割を適切に果たしています。

  • セリフ 「」
  • 強調  【】
  • 補足  ()

 

まずは上記3つを使いこなしましょう!

 

二重括弧『』は括弧内のセリフやタイトルに使う

二重括弧『』は、かぎ括弧「」の中のセリフやタイトルに使います。

 

【例文:二重かぎ括弧『』の使い方】

NG例:

英語の先生が、「時間があるなら洋書の「ハリーポッター」を読んでみたら?」と勧めてくださった。

改善例

英語の先生が、「時間があるなら洋書の『ハリーポッター』を読んでみたら?」と勧めてくださった。

 

NG例のようにかぎ括弧「」の中もかぎ括弧「」では、紛らわしいですね。

かぎ括弧の中のセリフやタイトルは、二重かぎ括弧『』を使いましょう!

 

括弧の文末は句読点を打たない

括弧の中の文末には句読点を打たないのが一般的なルールです。

ただし、括弧の中の文章の途中には句読点を打ちます。

少々ややこしいので例文で見てみましょう。

 

【例文:括弧内の句読点】

NG例

「語尾に注意してください。不定形が必要なのは、辞書で動詞の意味を引く場合です。」と、アドバイスされた。

改善例

「語尾に注意してください。不定形が必要なのは、辞書で動詞の意味を引く場合です」と、アドバイスされた。

 

例文のように、括弧内では、文の切れ目には句読点を打ちますが、括弧内の文末には句点「。」を打ちません。お気をつけください!

 

2. 感情を伝える強調記号:「!」「?」

感情を伝える強調記号

 

次の3つの強調記号には、感情を伝える効果があります。

記号 読み方 使いどころ
感嘆符
  • 感情の高揚
  • 強調
疑問符
  • 質問
  • 疑問
三点リーダー
  • 余韻
  • 言外の意

 

硬い表現が好まれる場合には、上記3つの強調記号は使わないほうが無難です。

反対に、親しみやすくリズムのある文章を作成するなら、思い切って使ってみましょう。

 

【例文:感嘆符】

ぜひ、お試しください。

ぜひ、お試しください

 

感嘆符を入れることで、はつらつとした明るい印象に変わります。

 

【例文:疑問符】

退職後の準備は整っていますか。

退職後の準備は整っていますか?

 

疑問符を入れると、読み手との距離が縮まり、親しみのある文章になります。

 

【例文:三点リーダー】

言外の意:

残念ですが欠席します。

残念ですが欠席します

 

間:

わかりました。

わかりました。

 

文末に三点リーダーを入れることで、「欠席したくはないけれど、欠席しなくてはならない」という言外の意が伝わります。

また、文頭に三点リーダーを入れると、考慮している間を伝えられます。

 

さらに、三点リーダーと疑問符の組み合わせも使えます。

 

【例文:三点リーダー+疑問符】

果たしてこれでよいのだろうか?

果たしてこれでよいのだろうか…

果たしてこれでよいのだろうか…?

 

「…」と「?」を組み合わせることで、疑問に感じ、考慮しているさまが表現できます。

 

3. 文章を区切って強調する記号:「、」「:」など

文章を区切る強調記号

読点「、」やコロン「:」には、文章を区切って目立たせる効果があります。

 

記号 読み方 使いどころ
読点
  • 文章の切れ目
  • 語句を並べる際の区切り
コロン
  • 文章の切れ目
  • 「すなわち」を表現
中黒
  • 語句を並べて区切る

 

読点の3つの使い方

読点「、」がない文章は、切れ目がわからず、とても読みにくいです。

適宜、読点を入れ、区切りましょう。

文章を読みやすくする読点は、主に次の3つです。

 

【文章を読みやすくする3つの読点】

  1. 「主語+は」の後  : 私は、 彼は、 これは、
  2. 接続詞の後     : しかし、 そして、 また、
  3. 意味のまとまりの後 : 中国の辛くて酸っぱい魚のスープを、3人で食べた

 

読点を打ち過ぎるとかえって意味がわからなくなってしまいます。

読みやすい文章のためには、上記3点で読点を打つことを心がけましょう。

 

【例文:読点「主語+は」の後】

読点なし: 私はこの学校で国語教師をしている。

読点あり:私は、この学校で国語教師をしている。

 

読点なし: 彼はカナダに旅行したときに知り合った友達だ。

読点あり: 彼は、カナダに旅行したときに知り合った友達だ。

 

【例文:接続詞の後】

読点なし: しかしそれは重要だ。

読点あり: しかし、それは重要だ。

 

読点なし: 夢がある。また時間もある。

読点あり: 夢がある。また、時間もある。

 

【例文:意味のまとまりの後】

読点なし:

感染症対策で増えたおうち時間に祖父母らが子どもに絵本を読み聞かせている。

 

読点あり:

感染症対策で増えたおうち時間に、祖父母らが、子どもに絵本を読み聞かせている。

 

例文のように、上記3点に気をつけて読点を打つと、はっとするほど文章が見やすくなります。

「そんなことで?」と思わずに、小さなことを大切にしてみてください。

 

4. 文章を目立たせる記号:箇条書きの目印「・」「*」など

一目でわかる文章を作成するなら、文章を目立たせる強調記号を使って、箇条書きにしてみましょう。

箇条書きには次の2つの効果があります。

  • 伝えたい内容を浮かび上がらせて見せる
  • 複数の要点を整理して伝える

 

箇条書きを使わない単調な文章よりも、メリハリが出て飽きさせない効果もあります。

 

【例文:箇条書き】

箇条書きなし

住宅ローンの金利には「変動金利」と「固定金利」の2種類があります。変動金利は定期的に金利が見直されるタイプです。固定金利はあらかじめ決められた期間金利が固定されます。

 

箇条書きあり

住宅ローンの金利には「変動金利」と「固定金利」の2種類があります。

  • 変動金利: 定期的に金利が見直される
  • 固定金利: あらかじめ決められた期間の金利が固定される

 

例文では、箇条書きなしの文章に比べ、箇条書きを使った文章のほうが、情報を読み取りやすいのがわかります。

 

「なんだか読みにくいな」「わかりにくいな」と感じたら、箇条書きを取り入れてみましょう。

 

記事ブログ内に、文章内の記号の使い方について詳しく解説した記事があります。効果的に使うためのポイントを3つにまとめてご紹介しています。記号の使い方についてより詳しく知りたい方はこちらもご覧になってください↓

文章内の記号で読者を釘付けにする3つのポイント

 

強調記号は必要な部分だけに使う【使い過ぎに注意】

文章をわかりやすくする強調記号ですが、使い過ぎると、かえって文章の要点がわかりにくくなってしまいます。

さじ加減を考えながら、丁寧に使っていきましょう。

次の3つに当てはまる部分は強調記号を使ってみてください。

  1. 重要な部分
  2. 強調して伝えたい部分
  3. 整理して見せたい部分

 

上手に使いこなせたら、驚くほど読みやすい文章に変わります。

 

強調記号を使って「わかりやすい」文章を作成しよう

パッと見ただけで何が書いてあるかわかる文章は、なにより「読む気」になってもらえます。

読み手に負担がかからない親切な文章でもあります。

ぜひ、強調記号を使ってメリハリのある文章を作成してみてください。強調記号を使わなかった場合と比べて、見違えるようにわかりやすくなるでしょう!

 

【参考文献】「一目でわかる文章術」石黒圭 ぱる出版

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