SEOの始め方まとめ!自分でできる対策を流れとともに解説

ウェブサイトは閲覧ユーザーがいなければその存在意義を失ってしまいます。予算を投じ、長い時間をかけて構築したウェブサイトが誰からも閲覧されないのであれば、それは「ウェブサイトが存在しない場合」と何ら状況が変わらないからです。

検索エンジン最適化という言葉を代弁する「SEO対策」は、自身のウェブサイトへ多くの閲覧者を呼び込むための施策の一つです。SEO対策を十分に理解することでより効率的にサイト運用することができ、ウェブサイトが生み出す効果も大きくなります。

そこで今回はこれからSEO対策を始めようとしている方に向けて、SEO対策の概要をわかりやすくご紹介していきます。当サイトではSEO対策に関する情報をトピックごとにまとめて掲載していますので、興味のある記事があれば併せて参考にしてください。

SEO対策の始め方1. 前提理解

まずは、SEO対策を始める前に知っておくべき前提事項について解説します。

検索順位はアルゴリズムが定義している

検索結果の順位はGoogleのアルゴリズムが自動的にウェブサイトを判定・順位付けしているものです。

インターネットには毎日膨大な量の記事が投稿されています。これらすべてをランキング付けするためにGoogleの社員が手動で検品するようでは、全ての記事に対して平等なコンテンツ評価ができなくなってしまいますよね。

したがって「検索エンジン最適化」と呼ばれるSEO対策とは、Google検索エンジンアルゴリズムの仕組みを深く理解し、アルゴリズムに評価されやすいコンテンツを作成することを指します。

「これからSEO対策を始めよう」と考えている方は、何よりも最初に検索エンジンのアルゴリズムの仕組みを理解することから始めなければなりません。

日本国内の検索エンジンシェアはGoogleがトップ

次に、日本国内の検索エンジンシェアはGoogleがトップで、次いでヤフーが2位に位置していることを理解しましょう。

また、YahooはGoogleと同じ検索アルゴリズムを利用しているため、日本国内においてはGoogleに対する施策に特化することで検索エンジン利用ユーザーの92%に対して効率の良いコンテンツ提供ができることになります。

ただし、時間の経過や国によって異なる検索エンジンのシェア率には常に気をかけなければなりません。日本シェア率3位のbingが今後大きな成長を見せるのであれば、当然bingに対するSEO対策を行う必要が生じてくるほか、日本語以外のウェブサイトを提供するのであれば、その国においてシェア率の高い検索エンジンも考慮する必要があるのです。

例えば次の中国語圏では、Baiduという検索エンジンのシェア率が高いです。

以上の図から、国によって検索エンジンシェア率の様相が大きく異なることがお分かりいただけるでしょうか。
日本語以外のウェブサイトを運営する場合であれば、その国に特異的な検索プラットフォームに対してSEO対策する必要があることも抑えておきましょう。

SEO対策の始め方2. SEO対策の概要を理解

次に、SEO対策を始めるにあたって理解するべきその大枠をご紹介します。
SEO対策を行うことでウェブサイトが必ず検索1位なるわけではありませんが、全く行わない場合と比べれば、その効果は非常に大きいものです。

またGoogleによれば「サイト閲覧ユーザーの利便性を向上させることこそが、ウェブサイトの指名」だとされています。

ウェブサイトはユーザーの便宜のために構築するべきであり、すべての最適化はユーザー エクスペリエンスの向上のために調整する必要があります。検索エンジンはユーザーの 1 つであり、他のユーザーがコンテンツを見つけるのに役立っています。

出典:Googleウェブマスターガイドライン

したがって、小手先のテクニックにばかり尽力するだけでなく、ウェブサイトに投稿する記事の品質を担保することも重要となるのです。その前提をないがしろにすることが無いように、これからSEOの基礎知識について学んでいきましょう。

SEO対策を始める前に完遂しておくべきこと

WEBサイトを立ち上げてからSEO対策を行う前までの間に、必ず完遂しておくべきことがあります。

  • Google Search Consoleへの登録
    • ウェブサイトのインデックス申請
    • サイトマップの登録
  • Google Analyticsへの登録(任意)

Google Search Consoleにてウェブサイトのインデックス申請を行うことは、検索エンジンに自社サイトを掲載するために必須です。加えてサイトマップを送信しなければ検索エンジンへのウェブサイト登録が遅くなる場合があるため、必ず行いましょう。

また、Google Analyticsを利用することでウェブサイトの定量分析が可能になります。どういった検索キーワードからどの記事が閲覧されているかなど、数値を基準にウェブサイトの成果を比較検証することで効率的な運用が可能です。

SEO対策は大きく分けて2種類

SEO対策はウェブサイトの内部で行うものと、ウェブサイトの外部で行うものの2種類に大きく分けることができます。

  • SEO内部対策
  • SEO外部対策

SEO内部対策は、ウェブサイトの記事やURL構造など全体を俯瞰して施策するものから、各コンテンツ(記事)に注力して局所的に施策するものまで、さまざまな手法があります。それらの全てはウェブサイト運営者がサイト内部で調整できるという意味で「SEO内部対策」と呼ばれています。

一方でSEO外部対策では、外部サイトからの引用数(リンク数)やソーシャルメディアでのリファラー(言及)、それに伴って上昇するサイトドメインのオーソリティ(ドメインパワー)など、ウェブサイト運営者の手が届かない外部領域の対策であることから「SEO外部対策」と呼ばれています。

どちらも同等に重要な対策方法ですので、各項目についてどのような手法があるのかについては後述します。

SEO対策を行う目的は最後まで統一する

SEO対策に注力していると数字ばかりを追い続けることになり、ウェブサイト運営においてSEO対策を行う目的がズレてしまうことがしばしばあります。以下にWEB担当者が陥りがちなサイト運用の目的がズレてしまう例を紹介します。

  • ウェブサイトのアクセス数を向上させることばかり注力してしまう
  • ウェブサイトの滞在時間や直帰率などスコアを改善することが目的になる
  • サイト運営効率を追い求めるあまり、機械的かつ冷淡なサイトが出来上がる

例えばウェブサイト開設当初の目的を「顧客を増やすための販路拡大」や「サービス契約数の向上」に置いていた場合は、アクセス数が単に増えるだけではその目的を達成できるとは限らないからです。

確かにアクセス数も重要ではあるのですが、ウェブサイトを利用したネット集客においては、自社の顧客となるターゲットに注力したアプローチした方が適切です。アクセス数は順調に伸びているのに、業績が全く変わらないようなことがあればサイト運営方針の見直しを検討しましょう。

SEO内部対策について

それではまず、大きく分けて2つあると前述したSEO対策のうち、内部対策についてご紹介していきます。
SEO内部対策と呼ばれる項目は数多にありますが、今回は説明の都合上、SEO内部対策についてさらに2分割した上でそれぞれを説明します。

  1. ウェブサイト構造を設計する際のSEO内部対策
  2. 記事執筆時に考慮すべきSEO内部対策

ウェブサイト構造を設計する際のSEO対策

ウェブサイトに記事を投稿する際には、サイト内部の構造に気をかける必要があります
(それぞれの項目をクリックすることで、トピックの解説記事へ移動します)。

記事執筆時に考慮すべきSEO内部対策

次に、記事執筆時に考慮すべきSEO内部対策があります。

執筆キーワードについて

  • 関連キーワード
  • 再検索語
  • サジェストキーワード

記事を執筆する際には、その記事を閲覧する想定のユーザーがどのような検索キーワードを用いるのか常に想定しておく必要があります。その際には以上に挙げたような種類のキーワードを調査することが役立ちます。

本記事を閲覧している皆さんは、どのような検索キーワードを入力してこの記事に至ったでしょうか?おそらく「SEO 始め方」などのキーワードを検索していたはずです。

これは本記事を執筆する際に「SEO 始め方」というキーワードを意識的に利用したことが原因です。想定したキーワードに寄り添った記事の内容を執筆した上で、記事の見出しやタイトルへ適切な形でキーワードを散りばめた結果、Google検索エンジンが本記事を「SEO 始め方」というキーワードの検索結果に表示しているのです。

HTMLコードへの理解

  • titleタグ
  • hタグ
  • li(ol,ul)タグ

ウェブサイトの記事を作成する際は、HTMLコードへの最低限の理解があると効率よく記事執筆できます。

titleタグはその名称の通り記事のタイトルとなるHTMLコードです。検索エンジンの検索結果に表示される文字列であり、SEO内部対策の意味ではtitleタグにて記事執筆キーワードを含有させることが重要になります(ただし、キーワード含有率が多ければ多いほど良い訳では無いので注意が必要です)。

hタグは、その記事の見出しに該当するHTMLコードです。記事のパラグラフごとにhタグを利用して見出し付けすれば閲覧ユーザーからも、Googleアルゴリズムからも理解されやすい構成に仕上げることができます。
また、h1からh4まであるhタグを適切に使い分けて入れ子構造にすることで、見出しに構造に意味上の従属関係を作ることも可能です(hタグはh6まで用意されていますが、多くてもh4まで利用することが通例です)。

記事執筆について

  • 優先度の高いキーワードやターゲットキーワードは意識的に使用する
  • 再検索語からユーザーニーズを汲み取る
  • 検索意図にダイレクトに答える様な記事執筆
  • メタディスクリプション

記事執筆時に考慮すべきはユーザーが検索するキーワードの想定と、実際の検索結果に従った記事執筆を心掛けることです。
まずは何よりもユーザーが実際に検索するキーワードを想定する必要があります。その上で、特定検索キーワードに対してGoogleアルゴリズムが定義している検索意図を汲み取った記事作成をしましょう。

詳しくはこちらの記事をご参照ください。(検索意図)

また、検索結果に表示される抜粋部分の「メタディスクリプション」の設定も施しておきましょう。WordpressなどCMSを利用されている方なら記事編集画面から、その他の方式であればHTMLコードを編集することでメタディスクリプションを設定することが出来ます。

 

SEO内部対策の全体を踏まえて注視するべきこととしては、Googleが提唱している基本方針を十分にくみ取ったコンテンツ作成をすることが挙げられます。Googleは「ユーザーの利便性」や「コンテンツの品質」について以下のように述べています。

検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
ユーザーをだますようなことをしない。
検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。
どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトと言えるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。

引用:Googleウェブマスターガイドライン

ウェブサイトの評価はサイト閲覧ユーザーのサイト内行動データに基づいて行われます。そのためにはユーザーの利便性が高いコンテンツを提供することが最適であり、常に高い品質を保ったまま情報提供することを心掛けましょう。

STEP2. SEO外部対策について

次に、SEO外部対策についてご紹介します。
SEO外部対策はサイト運営者が直接手掛けることのできる領域ではなく、ウェブサイトのコンテンツが外部から評価されることによって対策できるものです。ただし、外部からの評価を受けやすくするためのサイト内施策も存在するので、各項目についてご紹介します。

被リンクの獲得

被リンクはウェブサイトの検索順位を決定する要因の中でも最も影響度の大きいものとなります。
自社サイト外部からの全てのリンクは「被リンク」に該当し、逆に自社サイトから外部サイトに送るリンクのことを「発リンク」と呼ぶことを抑えておきましょう。

被リンク獲得のための工夫

  • どのようなコンテンツならサイト閲覧者が引用したくなるか
  • 情報出典に足る記事とは何か

被リンクをどのように獲得していけば良いか、その方法論については自分が記事を書くときにどのようなウェブサイトの情報を参考にするかということを意識しましょう。「引用」という行為は通常、自分が外部に発信したい情報がある場合に、その情報獲得源を明記する目的で行われたり、その根拠を示す目的で行われたりします。

したがって被リンク獲得されるに足る品質の情報や、一次情報を提供し続けなければ外部サイトから自社サイトの情報を引用されることなど起こり得ないのです。競合サイトのコンテンツを参考に記事を書くのみではいつまで経っても評価されないウェブサイトとなってしまうことでしょう。

そこで、掲載する情報にオリジナル要素を多く含ませることや、できる限り足を使って目新しい1次情報を収集しに行くことが重要になります。そのほかにもサイト内に掲載する画像を高品質なものにすることなどが工夫点として挙げられます。

ソーシャルシグナルについて

SEO外部対策で重要となるもう一つの指標として、ソーシャルシグナルがあります。
ソーシャルシグナルとはTwitterやFacebookなどSNSにおいて自社サイトがどれだけ言及されているか、どれだけのユーザーがSNS上の投稿に興味関心を示しているか、SNS経由のアクセスがどれだけあるかなどのデータを総合した数値のことを指します。

ソーシャルシグナルとSEO対策の関係性は未だ確固たる理論が立っていない状態ではありますが、その中でもGoogle Discoverへの掲載とTwitterでのリツイート数・リファラー数に相関関係があるなど、少しずつ間接的なSEO対策効果が示唆されつつあります。

また、SNSはブランディングしやすい点においてもウェブサイトの運営にポジティブな効果を及ぼします。
ウェブサイトの名称や運営者名で直接検索される「指名検索」を獲得するためにSNSでの露出を増やしているメディア担当者も存在するほどです。自社サービスや自社サイトをどのように大衆へ魅せていくか、2021年からのSEOは多角的な戦略が必要となってくるはずです。

SNS活用による間接的なSEO効果や施策を詳しく紹介

 

STEP3. SEO対策で徹底的に成果を出すための工夫

次に、SEO対策に関連してWEBサイトでの成果を効率よく上げていくための施策についてもご紹介します。

ロングテール戦略

ロングテール戦略はイーコマース領域において採択されている事業戦略のことを指していて、世界最大規模のECサイトであるAmazonが取り入れた戦略として有名です。

このロングテール戦略を立ち上げ初期のウェブサイトにも適用させることで、非常に効率的なサイト運用が可能だと言われています。

ロングテールSEOのメリット・デメリット

記事リライトの方針とSEO対策

ウェブサイトに投稿する記事は定期的なリライトが欠かせません。
Googleは検索エンジンの利便性を求め続けており、ユーザーの利便性を追求したコンテンツの作成を私たちメディア担当者に要求しています。そうであるなら、記事の情報鮮度や正確性は最も気に掛けるべき点だと言えますね。

ウェブサイトに一度投稿した記事のリライトを行う場合は、単に古い情報を更新したり誤字脱字を訂正することだけではなく、SEOライティングの側面においても施策するべき項目が複数存在します。

SEOに有効なリライトの手順と効果を具体的に解説

UI/UX設計によるSEO対策効果

UI/UX設計とは、ウェブサイト内部においてサイト閲覧ユーザーがどのような行動を起こしたのかを計測する指標のひとつです。
優れたUI設計は、スコアの高いUXデータを生み出します。良質なユーザーのウェブサイト体験を生み出すためにメディア担当者はどのようなことを心掛けるべきなのでしょうか?

こちらの記事ではGoogleが提唱するE-A-Tの側面からもUI/UX設計について説明しています。

正しいUI/UX設計によるSEO効果と重要性をわかりやすく解説

SEO対策の始め方まとめ

本記事ではSEO対策の始め方について、その前提事項を先にまとめた上で、SEO内部対策やSEO外部対策の概要についてご紹介しました。

SEO対策は確固たる答えが用意されているものではなく、多くのWEBマーケターによる比較検証の上に大成された手法です。また、Googleという企業のアルゴリズムに対して行う対策である以上「今日まで通用していた手法が明日から通用しなくなる」といったことさえ十分に起こり得ます。

したがって、WEB担当者に求められる姿というのは「インターネット上の情報は参考までに留めておき、あくまでも自社メディアで検証し続けながら手法を模索する」という姿勢です。
一日二日で得ることのできる技術ではないため、早急に成果を上げたい方や、これから本格的にWEB集客へ乗り出すことを検討している方であれば、SEOの専門家に意見を仰ぐことも賢い選択だと言えます。

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