表記ゆれとは?11の事例と対策

サーバーとサーバの違い

「サーバー」と「サーバ」どちらが正しい表記でしょうか?

どちらも間違いではありません。しかし、1つの文章の中でサーバーとサーバが混在していると、「表記ゆれ」になり読みにくく、内容がわかりにくくなってしまいます。せっかく力を入れて書き上げた文章でも、読み手に理解されなかったら意味がありません。

今回は「表記ゆれ」について事例とともに、その対策をご紹介します。

「表記ゆれ」とは同じ言葉なのに異なる文字表記がされること

表記ゆれの対策には、まず表記ゆれがどんなものか、しっかり知ることが大切です。

表記ゆれとは、同音・同意味の語句について異なる文字表記がされることである。特に1つの文書において、同じ語句に対し異なる表記が存在することを指す場合が多い。

(例)サーバーとサーバ、バイオリンとヴァイオリン など

参考元:weblio辞書

よくある表記ゆれ11種類

表記ゆれには次のような種類があります。例とともにご紹介します。

  1. 漢字の表記ゆれ
    「ねこ・ネコ・猫」のように、同じ言葉でもひらがな・カタカナ・漢字と表記がバラバラな状態
  2. 送り仮名の表記ゆれ
    「行なう・行う」「引っ越し・引越し・引越」のように、送り仮名が1種類でない場合
  3. 固有名詞の通称・略称・カタカナ表記によるゆれ
    「Googleとグーグル」「Yahoo!とヤフー」など世間一般によく知られている企業やブランド名も表記がバラバラだと読みづらい
  4. 外来語の由来などによる表記ゆれ
    「ヴェネチアとヴェニス」のように同じ都市の名前でも、元となる言語によって表記が変わってしまうケース
  5. 読みに由来するカタカナ表記のゆれ
    「ヴェネチアとベネチア」「ヴァイオリンとバイオリン」「サーバとサーバー」など
  6. 全角・半角や大文字小文字の表記ゆれ
    「午後七時・午後7時・午後7時」「ウェブ・Web・WEB」など
  7. 省略による表記ゆれ
    「ダイヤとダイヤモンド」「スマホとスマートフォン」「ネットとインターネット」「パソコンとPC」など
  8. 日本語表記と英語表記
    「会議・カンファレンス・ミーティング」など
  9. 異体字・代用漢字による表記ゆれ
    「高と髙」など。字体によっては機種依存文字の可能性もあるため注意が必要
  10. 文末の表記ゆれ
    言いきり(〜だ・〜である)や、ですます調(〜です・〜ます)
  11. ターゲットとなる読み手による表記ゆれ
    「Webサイトとホームページ」など

表記ゆれが起こるとどうなる?

ここからは表記ゆれによるデメリットをご紹介します。

読みにくくなる

人とヒトの表記ゆれ

「会社で昼食をとるときは、外に食べに行く人もいれば、お弁当を持ってくるヒトもいる」

この文章では「人」と「ヒト」の表記がありますが、書き手側になにか意図があって変えているのか、単なる変換ミスなのか、読み手が考えてしまって、文章の内容に集中しづらくなります。

内容が正確に伝わらない

人によっては正しく伝わらない

会議とミーティングのように書き手にとっては同じ意味で書いたつもりでも、読み手にとっては会議室で行なう本格的なものが「会議」で、自席で行なうちょっとした話し合いは「ミーティング」と捉えている可能性があります。

表記ゆれによって伝えたいことが間違って伝わり、誤解を与えてしまいかねないケースもあるのです。

SEOに影響を及ぼす可能性も

表記ゆれだけでSEOにまで影響があるなんて大げさな、と思われるかもしれませんが、キーワードによっては検索結果が変化する可能性もでてきます。狙った検索結果で上位表示されなくなってしまうこともあります。

特定のキーワードでSEO施策をするときは、キーワードの表記にも注意が必要です。

例えば、さきほど例としてご紹介したWebサイトとホームページですが、一般的にこの2つの言葉は同じ意味合いとして認識されていますが、本来の意味合いは違います。

Webサイトは「サイト全体」でホームページは「最初に表示されるページ」という意味がありますが、サイト全体をホームページと呼ぶ人も多くいます。そのため、一般的な読み手がどこかのサイトを検索したい場合、キーワード入力に「ホームページ」という単語を使う可能性が高くなります。

しかし、Web関連の仕事をしている人などは「Webサイト」と入力して検索する可能性が高くなります。

つまり、ターゲットとする読み手によって表記を変えることがSEO的に有効となる可能性もあります。

表記を統一させるためには?

ここからは、表記ゆれをなくすためにおすすめの対策をご紹介しましょう。

読み手に合わせる

表記ゆれがあると、読み手に理解してもらいづらくなります。
日記のように、読み手が自分(書き手)だけであれば、表記ゆれがあっても問題はないでしょうが、読み手がいる場合は違います。

読み手にとって1番わかりやすい表記は何か、と考えてみましょう。

入れたいキーワードの検索結果上位に表示されている他社サイトのページを読んでいるのもおすすめです。どのような表記であれば誤解なく伝わるのかのヒントが隠されているでしょう。

「表記ルール」をつくる

表記ルールをつくり、統一してしまうのがおすすめです。1人で執筆していても長文である場合や、長期間執筆している場合は前に書いた部分を忘れてしまう事もあります。ルールとしっかり決めておき、参照にしておくと表記ゆれが起こりにくくなります。
特に1つのメディアの記事を複数名のライターで執筆する場合などは効果的です。

ルール作成する時は、感覚だけで決めるのではなく、表記ルールに関する書籍やネット上で表記ルールを公開している企業を参考にするといいでしょう。

表記ゆれチェックツールの利用

文章をチェックするツールを活用するのも1つの方法です。長い文章の時などは特におすすめします。

Wordでも表記ゆれチェックができます。校閲タブの「スペルチェックと文章構成」を使えば、まとめて表記ゆれのチェックや修正が可能です。また、Chromeの拡張機能を使ってもチェックできます。無料ですが、独自ルールの追加も可能なので便利です。

ただし、ツールだけでは抜けや漏れがあるかもしれないので、チェック後は書いた本人または第三者に確認してもらいましょう。

表記ゆれはSEO的に重要ではない?

今まで表記ゆれ対策の必要性についてご紹介してきましたが、SEO的には必ずしも重要ではないケースもあります。

表記ゆれがSEO的に重要かどうかの違い

寿司と鮨で検索すると…?寿司食べ放題と鮨食べ放題の検索結果

表記ゆれしている言葉をそれぞれ検索してみましょう。
例えば、「寿司」と「鮨」「すし」をそれぞれGoogleで検索してみると、結果は大きく違います。

「寿司」と「すし」の場合は寿司店の紹介記事が上位に表示されるのに比べて、「鮨」の場合は寿司との違いについてや言葉の使い分けについての記事が上位になります。
しかし、そこに「食べ放題」というキーワードを付け加えると、どちらの検索結果もほとんど変わりません。結果がどちらもあまり変化がない場合は、検索エンジンにとってその3つが同じキーワードと認識している可能性が高くなります。

また、逆にキーワード1つだと検索結果が同じなのに、キーワードを追加するとまったく違った結果になるケースもあります。
これは検索エンジンがある程度、表記ゆれを認識・対応しているために起こります。ただし、なにか一貫性があるわけではなく、キーワードごとに個別に対応して検索結果が変わるのが現状です。

検索結果に与える影響が大きい場合は、その表記ゆれをそれぞれ別のキーワードとして考えて調整する必要があるでしょう。逆にほとんど変わらない場合は、あえて別のキーワードとして考える必要はないので、表記ゆれ対策の必要性は低いと考えられます。

読み手の誤解を招きにくいもので、検索結果にも違いがない場合の表記ゆれ対策はあまり重要ではありません。もちろん修正すれば統一感が出るため、より良い文章になる可能性が高くなるでしょう。しかし、具体的な問題がない場合は、修正する手間やコストを新しいコンテンツ作りなどに使ったほうが、SEO的にいい結果へつながります。

入れたいキーワードに表記ゆれがある場合、それぞれの表記の検索結果によって表記ゆれの対策の重要度を変えることをおすすめします。どちらの表記にするべきか迷った場合は、表記ゆれのある語句を両方検索し、表示させたい検索結果のほうに統一するといいでしょう。

また、キーワードを検索し、思うような順位にない場合には、コンテンツの表記ゆれをチェックしてみましょう。表記ゆれを修正することで検索結果がよくなるケースもあります。

SEOに有効な表記ゆれ対策

読み手はいろいろなキーワードで検索してくるので、表記ゆれ対策がSEO的に有効なケースもあります。

titleやmeta descriptionに表記ゆれを含むキーワードを入れておいて、文章内の表記は統一するのがおすすめです。
ただし、検索結果ページのタイトルなどが読みにくく、見栄えが悪くなるケースもあるので注意が必要です。

読み手が求めるものを意識しよう

第三者にも確認してもらおう

力を込めて書き上げた文章も表記ゆれがあると、読み手にとっては読みづらく、時には誤解のもととなる可能性があります。表記ゆれをなくすためには、表記ルールを作り、記事作成時に参照することや、チェックツールの活用をおすすめします。最終的には、必ず書き手または第三者による目視の確認が必要です。
ただし、SEO的には必ずしも表記ゆれを修正する必要がないケースもあります。検索結果に大きな変化がない場合は表記ゆれ対策よりも、他の施策を優先したほうが効率的です。

狙った検索結果に上位表示されない場合や、実際に読んでみた時に読みづらい、伝えたいものがしっかり伝わりにくい場合は、表記ゆれ対策を行なう必要性は高くなります。
表記ゆれによって、読み手の求めるものに変化があるかどうかを考えて対応していくのが重要です。

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